今年の6月まで全額免除の承認がされていた国民年金ですが、なんとか経済的に安定してきたのと、児童扶養手当の認可が下りたことを受けて、納付を再開することにしました。

人によって考え方は様ざまでしょうが、厚生年金や共済に加入されてない方は、国民年金には加入しておくことをオススメします。
『自分が年取った時にもらえるかどうか分からないじゃーん』って意見が最近世の風潮としてありますが、もらえる年金金額は、物価スライドですが、『厚生年金(共済)加入者>国民年金加入者(受給条件を満たした者)>未加入者』という構図は絶対に変わりません。(以前にも書いたかもしれませんが…)

もし、今後何十年か後に日本に何らかの変化が起こって、欧州何カ国並に年金制度が手厚い物になった時に、相変わらず追納期間は過去10年という縛りが残ったとしたら、悔しくないですか?後悔しません?
もちろん、ちゃんと申請して全額免除の承認がされているので、年金加入状態にはなっているわけですが、年金保険料を納めてないので、その分減額されてしまいます。年金は納めた金額によって受給金額が変わってきます。
なので、厚生年金に加入していてバリバリ働いて、ガッポリ年金保険料で持って行かれて悔しい思いしている方もいらっしゃるかもしれませんが、結果的にはそんな方が一番年金受給金額が高くなります。

それはともかく、年金に加入していると『基礎年金』が受けられるわけですが、『老齢基礎年金』ばかりに目が行きがちで、他の大事な基礎年金を忘れがちです。それは…

・障害基礎年金(病気やケガによって障害者になった時に受給できる。子供の加算も有り)
・遺族基礎年金(加入者が亡くなり、母子家庭や遺児になった時に受給できる)
あと第1号被保険者であれば、条件がありますが『死亡一時金』が受給できます。例えば、子供が18歳後の3月末を超えた時に
あなたに何かあった時、あなたがまだ年金を受給していない年齢であれば、子供は遺族基礎年金は受給できませんが、死亡一時金が受け取れます。微々ではありますが、葬式代や諸整理代の足しにはなるでしょう。

とにかく、事故などに遭って働けなくなったり、最悪亡くなってしまうことになった時、子供が小さくても、もしもの時の大きな支えになります。

ということで、のっちは自分自身の体調や病気という背景もあり、早急に再開しました。

再開するに当たっての手続きですが、いくつかの手続きが必要となります。
1.免除認可の解除
2.保険料納付方法の選択
3.2.に合わせた納付

これらは全て所轄の年金事務所に電話をして必要書類を送ってもらうだけで手続きが出来ます。しかも返送用の封筒も送ってくれるので返送用の切手代もかかりません。

ちなみにのっちは、確実なので口座振替での毎月納付を選択しました。プラス『早割』&『付加保険料』の手続きもしました。面倒なことは全く無く、スムーズです。ただ、『早割』のほうは免除申請していた加減で来年度からの適用になるそうです。

ですので、しばらくは保険料14,980円+付加保険料400円=15,380円の納付になります。
そして『早割』が適用されれば、15,330円の納付になります。割引額50円。

しばらくはこのペースで毎月納付をして、ある程度預貯金に余裕が出来たら、免除期間の追納をして、6ヶ月前納・6か月分(1,020円割引)→1年前納・1年分(割引額3,770円)と前納&年払いにして行きたいと思います。
その前に、厚生年金に加入できる職に転職しているかもしれませんが(笑)。ベストは厚生年金です。

シンママ家庭ではなかなか年金加入・納付が難しい方も多いかもしれませんが、一考の参考になりましたら。

のっち