「営業ほど楽しい仕事は無い、また営業ほどつらい仕事は無い」
ほぼ毎日ジャガーの営業メンバーで朝の戦術ミーティングで購読している営業の書物からの一節である。
何でも物は考え方である。普通に生活している中では決して出会うことは無かったのに、車を通じての出会いがあり、その人にドラマがあり、その人の人生を知る。出会ったお客様をフォローする為に決して行くことは無かったであろう場所に行き、またそこで色々な人たちとの関わり合いがある。あらゆる人の意見に耳を傾け、自分が成長していく実感がある。買うつもりの無かったお客様の気持ちが、営業の努力によって、変わっていく様を垣間見ることが出来る。熱意が人を動かす実体験をし、人の黍をとらえる洞察力を養い、それは広義の意味で真のリーダーシップの源泉になるすばらしい仕事である。経営者になる片鱗を学ぶ職種でもある。売って喜ばれる。感謝される時、その醍醐味を感じる。
また、営業ほどつらいことは無い。販売なくして経営無し!と言われる様に、どんなに良い物でも、良いサービスでも、売れなければ全く意味が無い、経営が成り立たない。経営が成り立たなくては、つまり利益が無ければ、納税と雇用、即ち社会貢献ができない。給与も上がらない。皆が幸せにはなれない。
それだけでの意味で営業がつらい、と言う訳では無い。
営業とは、「自分自身の人間として一番弱い所を直視しなければならない仕事」である。
平たく言えば、人は性格、人間性、人格において良い部分、悪い部分があるが、その一番悪い部分を克服するという難題を載り切らねば、本物になる事ができない職業なのである。
誰しも無意識に自分の苦手な事、嫌な事、面倒な事から目をそらす。しかし、営業はそれがいつまでも続かない仕事である。逃げても、逃げても、追いかけてくる。
人生の何処かで、また・・・・・
営業とは人生の縮図なのである。