今日は、予告どおり、インドでしたヘナタトゥーのお話を。

 

シンガポールでは、ディワリなどインド系のお祭りのときにヘナタトゥーの出店が出たりしているので、やったことはなくても見たことあるよーという人、多いと思います。

 

、、でも、どうでしょう?日本だと、え?刺青??滝汗とびっくりされるかも(笑)

 

ヘナは植物性の染料の名前で、日本でも、ヘナで髪を染めてくれる美容院などを見かけたことがありますので、毛染めとしてのヘナは、割とポピュラーなのかな、、と思います。

 

インドの結婚式では、参列する女性は手にヘナでタトゥーを入れるという風習があるそうでして、手にヘナをしていると、あ、結婚式に出たんだなと思うんだそうです。

 

 

というわけで、私も、結婚式の前日に新郎の家でタトゥーを入れてもらいました。タトゥーを入れるのが、結婚式前日の一つのイベントになっているんです。

 

ヘナタトゥーは、装飾の意味もありますが、古くは魔よけや、幸せを呼び込むラッキーアイテムだったようです。

 

食堂の隣のパティオのような場所で、みんなで並んで順番を待ちます照れ

 

 

椅子に座ると、下書きもなくサクサクと模様を描いてくれます。

 

懐かしの不二家のパラソルチョコレートのような入れ物から、ヘナを少しづつ出しながら描いていきます。

 

シンガポールでは、手の甲側にヘナをしている写真をよく見かけましたが、こちらではみなさん手のひらにされていたので、私も真似して手のひらにしてみました。

 

 

こちらが完成版です!描きたてホヤホヤ!

 

時間が経つと、このヘナが固まってきて、かさぶたのようになり、ポロポロと剥がれていきます。

 

長くおけば置いただけ、色が濃く残ると聞いていたので、数時間頑張ってみました。

 

 

そして、これ↓が翌日、全てのカスが剥がれ落ち、色だけが残った状態です。

 

数日はこの状態をキープできるのですが、その後は、日を追うごとに薄くなっていき、2週間もするとほぼ消えてしまいました。。

 

結構気に入っていたので、消えてしまった時は、なんだか寂しかったです(笑)

 

 

せっかくなので、撮らせていただいた他の招待客の方のヘナをハイライトで。

 

 

両手にしちゃったお子さんは、お手洗いに行きたくなったらどうするんだろう??と、いらぬ心配をしてしまいました(笑)

 

最後の2枚は、インド人ではなく、同行の中華系の方に撮らせてもらった写真なのですが、これを見て気が付きました。

 

南インドの方は、色が黒いので、このタトゥーを甲側にすると、あまり目立たないのではないのでしょうか?だから皆さん手のひらにされていたのかも?!

 

 

そんな発見もありつつの初ヘナ体験。

 

最初の一週間はきれいに色が残っていましたが、次の一週間では日に日に薄くなり、、一ヶ月を待たずに跡形も無くなってしまいました。。

 

また機会があればやってみたいな〜なんて思っていますウインク