シンガポールのキッチンには、換気扇がありません。。
換気扇が普通ならついている場所(ガスコンロの上)には、それらしきものが付いていますが、空気をかき回すだけのもので、外には繋がっていないんです。。
にわかには信じがたいこの事実。
なんと、すべてのシンガポールの家庭用キッチンがこの形です。。
なので、コンロを使うときは、煙も匂いもこもってしまうので、窓開けが必要です。
ゆで卵を茹でたり、スープを温めるぐらいなら、窓を閉めたままで大丈夫ですが、
魚や肉はもちろん、炒め物となったら、そうはいきません。
さらに、このガス台が、驚きの火力!
中華屋か!と、ツッコミを入れたくなるぐらいの火力の強さです
ちなみに、ガス台には、魚焼きグリルも存在しません。。
と、説明が長くなりましたが、そんなこんなで、毎回、肉や魚を焼くのが至難の技。
窓を開けると蒸し暑い風が入ってくるし、場合によっては虫も入ってくる可能性が。。
灯りにつられて虫が入ってくることを恐れて、コンロ周りの電気を消して暗がりで料理をする始末。。
換気扇がなくて焼き物に困ることは、事前情報として知っていたので、日本から、魚焼きグリルを持ってくることも考えましたが、変圧器をかませる必要があるので、ちょっとな〜。。と二の足。。
そんな私に、救世主が
ジャーン!!!
PHILIPSの、エアフライヤー(Air Fryer)です
日本では、ノンフライヤー(Non Fryer)の名前で販売されているようです。
フライヤーと言うと揚げ物専用なイメージですが、焼き物も出来るんです!
ネットで調べたところ、3万円以上とちょっとお高めだったので、夫に相談。
買っていいよ〜と、OKが出たので、大好きMETROへ
そしたら、なんとなんと、セール中!驚きの199ドルでゲットできました!
3万円越えと思っていたものが、1万円台でゲットできるとは、何たる幸せ。
たぶん、古い型なんだと思いますが、みたところ、性能は同じ模様。
見た目の違いも、電子パネルが付いてるか、ダイヤル式かという程度。
勇んで持ち帰り、その日の夕食。
夫が、ステーキ食べたい!というので、最寄りのスーパーで牛肉を。
冷凍ですが、意外と美味しそう。
余熱5分の後に、お肉を入れて、8分焼くだけ。
エアーフライヤーの名の通り、空気で焼くのか、スイッチを入れるとブーンと音がします。
でも、このぐらいの焼き物だと、ほとんど煙とか出ないんですよ〜!感激!なんてシンガポール向き!!
トレイの中は、こんな感じ。網の上に、焼きたいものを載せます。
焼き上がりは、こちら!
霜降りのお肉でしたが、いい感じに脂も落ちるのでヘルシー!
焼き魚にも挑戦!
冷凍の鯖を焼きましたが、美味しく焼けましたよ〜
肉も魚もびっくりするぐらい、上手に焼けていてびっくり。
しかも!表も裏も均一に焼けるので、裏返したりしなくていいんですよ〜。画期的じゃないですか?
今回、なんとセットで、ベイキングパンと、グリルパンが付いてきました。
あと、クッキングブックも
グリルパンは、こんな感じで、取っ手付きで、丸ごと交換する感じになるので、連続して、お魚とお肉とか焼きたい時には、便利!
あ〜、これで、暗闇の中で肉や魚を焼かなくて済むと思うと、本当嬉しい!
冷凍のフライ物や、買ってきたお惣菜の揚げ物の温めにも使えるようです。
しかも、グリルの引き出しの部分は、パコッと外れて簡単にバラバラになるので、洗うのも簡単!
面倒臭いのやだけど、美味しいの食べたい私にはぴったりのキッチン家電でした