ずいぶんと遅れましたが、先週5月1日はケルトのお祭りBealtaine (ビアルタナ)でした。 

この日は伝統に則って、朝露で顔を洗うことから始まり、メイブッシュという庭の潅木を飾り付け、家族の無病息災を祈ります。 




午後には、黄色い花を摘んで、ご近所の玄関先に振り撒くというおまじないもしました。これは、ご近所の繁栄と無病息災を祈るおまじないです。 





今年はいつも以上に感慨深くこの五月祭を迎えました。 

今年以上に家族や友人、コミュニティの健康を切に祈ることはなかったと思います。 

そして、ロックダウンの日々で許された行動範囲2kmの生活が教えてくれたこと。

それは一段レベルの違う、自然との共生。

ただ、自然を守ろうというのではなく、自分も自然の一部であると深く感じることでした。.

自然はほんとうに忍耐強い。 
植物も動物も 太陽を待ち、雨を待ち、巣作りのためのちょうどいい小枝を根気よく探し、受粉を助けてくれる虫をじっと待ち。。。 

この数週間で一番私が直面したのは、根気よくあり続けることの大切さでした。 

自分に、家族に、そして今置かれている状況に根気よく向き合うこと。 

私も自然の一部ならば、根気よくあることは自然の在り方なのでしょう。