わたしは学生時代、
作曲法や音楽理論の授業が
チンプンカンプンだった。
和声の課題を提出したとき、音符には赤で❎❎❎
激しく間違い❎がいっぱいついてた。
きれいなハーモニーやと思うねんけど
どこが間違いなのかさっぱりナゾ。
和声学では『禁則』と呼ばれるやってはいけない規則がある。
連続5度とか、だったかな。
ふぅーん、それきめた人
誰なん?
(心のつぶやき)
表現には、ハート(心)から出たものとマインド(頭)から出たものがある。
音楽に限らず、絵画や文章、なんでも。
どちらが良い悪いではなく、ただ個人の選択があるっていうだけ。
わたしは、マインドふうな音楽には、全く感動しない。
聴いててもう辛くて、いたたまれなくて
全身が凝る
(エラそうやけど体は正直)
自分の曲でも、ハートから始まったのに途中でマインドがみえる曲がある。
弾くとき、トキメキがない。
『remm』という曲は、
スルスルーっと次から次へと音がつながっていった曲。
マインドが邪魔してない。
スルスルーの速度と、自分の指や心がずっと一致していた。
うーん、
マンダム(笑)
高校時代から大大ファンである
シンガーソングライターの大貫妙子さん
も、このremmを気に入ってくださって、
収録されたアルバム『bloom』の帯にコトバをくださった
準備いい?
いくよっ!!!
今、世界から失われようとしている大切なもの。
それは私たちが、今もっとも求めているものです。
それが、このアルバムに、あふれています。
大貫妙子
ターボーありがとう!!
注)ファンは大貫さんをターボーって呼ぶ。
ターボーの深夜ラジオを、布団に入りながらボーッと流して聴いてたとき
『では次の曲はremm、ナナツタニユミ』
えっ!
ガバッ!!布団はぐ
布団の上に正座して、自分の曲を聴いた。
『ターボーがナナツタニユミってゆーた』
『ターボーがナナツタニユミってゆーた』
しばらく正座でかみしめていた