木村さんの返信にイラっとしたが

電話することにした








電話する前にネガティブな気持ちが

芽生えてしまったので

一抹の不安を感じつつも





電話スタート!!





「初めまして〜木村です」





「あ、jasmineです、はじめまして」





「なんか緊張しますね!」





ぎこちない空気感だったけど

どうせ喋るなら楽しくしたい





持ち前のコミュニケーション力を

発揮して話を盛り上げる方向にシフト





「木村さんはアプリ長いんですか?

やっててどうですか〜?」





「いやぁ、それが、全然なんです」





「木村さん、モテそうですけど!」





「えっ、モテないですよ。

じつはこの一年、必死で婚活してます」





「そうなんですか!??

だいぶ真剣にやってる感じ?ですか?」

(やっぱり!あの写真は婚活用か!)





「はい、とっっても真剣です!

相談所にも入ってますし

お金も時間も相当 使ってます!」

(コーディネートから写真、

プロフィールに至るまで

プロの監修かいな!

だから変に完璧なんだ〜

プロ(金)の力、恐るべし!!)





「あ、そうなんですね…😓」

(木村さんの語尾の強さに引きつつ…

こんなにスペック高いのに!

お金めちゃ使ってるのに!

一年婚活して恋人できないって…

何か匂うな…キョロキョロ笑)










「もうこの年になったら

必死で頑張らないと結婚なんて

できないですよ!」





「木村さんレベルでも

難しいんですか!?」





「若い女子なんて見向きもしてくれません」

(結局 若い女子から

あぶれてきたんかいっ!笑

というか、若くない女子に対して

それを素直に言うな!)





「jasmineさんも、

婚活してるなら、とにかく

積極的にガンガン前のめりで行かないと

さらに厳しくなりますよ!」





と声高にアドバイス頂く





さらにって…おいっ

ツッコミどころありすぎだろ

キャラが…炸裂してきたぞ





「あーー、ですよね

私も素敵な出会いを探しては

いるんですが…婚活ありきではなくて😓


いずれは結婚につながれば良いけど

まずは心が通う恋人を探したくて」





「恋活〜とか悠長なこと言ってたら

だめですよ!僕はとっても

おすすめ物件ですよ!年収も高いし

家に入って専業主婦できますよ!

僕ではだめですか!??
僕はなんでだめなんですかね!?」




しらんし!!




「いや、どうなんでしょう
私は木村さんがダメとかではなくて…
まだ知り合って2日ですし…」
なんか感情 爆発してきてて
怖いんだけど〜




と、ここで木村さんが
なぜ婚活しているのかを
ベラベラと喋り出した




▶︎つづく