先日お友達と一緒に憧れている美輪明宏さんの舞台を観劇して参りました。
ジャン・コクトー作「双頭の鷲」
素晴らしかったです
ブ・・・ブラボ~
やはり涙しました・・・
美輪さま登場・・・
神々しい程の存在感、オーラが放たれています。
舞台美術の絢爛豪華な美しさ
持参した双眼鏡で見ると、細部まで夢のように美しいのです。
また、会場ロビーにもたちこめられた、柔らかな香り・・・
美輪さん登場ではさらにその良き香りが
美輪さんの美意識の高さが伺えます。
ワダエミさんデザインの衣装も素晴らしいのです
特に胸元とトレーンに双頭の鷲の刺繍を施した黒の衣装が
美輪さんにお似合いでした・・・
第三幕で着用されていたのですが、トレーンの双頭の鷲が
効果的に使われていました。
私のボキャブラリーではこの舞台の素晴らしさがお伝えできません・・・
ブログラムから「双頭の鷲」の翻訳をされた池田弘太郎氏の言葉を
引用させていただきます。
かくして、美の神が、また、今宵も、蘇る。
美しいフェニックスの、夢となって。
この世のものとは思われぬ、すばらしい一夜を、わたくしたちに、
また、今宵、艶やかに夢みることを叶えてくれながら。
今宵、舞台のうえで、ただ、すべては、秩序と美、豪奢、静寂、快楽となって・・・
なんという、幸せか。
美輪さまの舞台を感激できる幸福
その至福の一時をまた来年・・・
私の希望は寺山修司作「毛皮のマリー」かしら・・・