13年前に東日本大震災が起きた日、学校にいた子どもたちは自力では帰宅できなかった。


 自宅にいた私もどう行動したらよいかわからず、TVを見たり、学校のHPを見たりしてようやく迎えに行かなければいけないことはわかった。


 当時の電話連絡網は全く役に立たなかった。


 夫が子どもたちを迎えに行ってくれた。下の子は地元の小学校だったので徒歩ですぐ行けた。上の子は電車通学だったため、自転車で夫が向かい、帰りは自転車をひきながら2人で1時間半近く歩いて帰ってきた。


 その教訓から学校は近い方がいいと強く思った。

 下の子が受験のときは朝練や弁当作りを理由に近くの学校を推したが実は災害を警戒していた。


 いまだに震災の被害があちこちに出ているが、災害時への備えを考えて学校選びをするのは大事かと今こそ思う。