そろそろ共通テストの結果開示が来る頃だ。


 我が家は子ども2人とも浪人したので、センター試験/共通テストは合計4回経験した。


 浪人決定直後の開示結果を見て、自己採点の正確さはどうか、この一年で伸ばさなければならないのはどこか、確認を親子で行った。子どもが結果を見てつぶやいたのを受け止めたと言う方が正しいかもしれない。受験するのは本人だし、親は邪魔さえしなければよい。


 一浪時のセンター試験後、上の子はある科目でマークずらしをしたかもしれないともらした。それ以外の科目は大丈夫らしかったが、自己採点の合計点数は目標点数より低かった。センター試験で逃げ切る作戦は取れず、二次試験重視で相性のよさそうな大学に願書を出した。結果、そこに進学したのだが、センター試験の開示結果は自己採点より20点近く低かった。


 自己採点でなく事故祭典。


 その結果を見で背筋が寒くなった。子どもは「よく受かったな、自分w」と苦笑していた。しかし、このマークずらしのために追加合格だったのではと今でも思っている。


 このマークずらしの件を下の子には折りに触れて話してきたので、下の子の自己採点はいつも正確だった。個性の差もあるが、あっぱれ。


 自己採点が正確であれば二次試験だけでなく共通テスト利用入試にも役立つ。自己採点を正確にするのも受験勉強の一つだと親も学んだのだった。