前職の経営者の最後の悪あがき。
絶対何かあるだろうと思った。
パワハラにもセクハラにもモラハラにもずっと耐えてきて、申し出た退職日も許可が出ず1ヶ月延ばし、最後の2ヶ月間の嫌がらせにも耐えた。
で、月末まで待っても退職金は出ない。
私の前に辞めていった人たちには翌月に退職金が支給されたのに。
きっと、
こいつは絶対辞めないだろう。
会社の全てを把握した者が辞めるなんて裏切りだ。
とも思っていたのだろう。
最後に何かしたかったのだろう。
支給されなかったから、経営者に連絡をした。
私が退職したあと、就業規則の変更をした。
退職金の支給を退職してから3ヶ月以内に変更をした。
まだ支給しません。
思えば、前職を辞めた人たちみんな、経営者のことを嫌いになって、送り出された人はいなかった。
経営者と良い関係で辞める人はいなかった。
私は形式上円満な退職だったはず...
結局、辞める人間は裏切り者扱いか。
そして、最後の嫌がらせ、最後の悪あがきはこれか。