こんばんは、じゃすみんです。

今月、西洋占星術の交流会を開催予定です。

参加者の方々との話題で
各星座の最後の度数である29度の
話が出たので、備忘録として記事にしました。

ホロスコープは全体でひとつの円なので360度です。
12星座で割ると星座1つの角度は30度になります。
つまり、ひとつの天体は0度から29度の
30度を移動して次の星座に移ります。

このとき、その星座の最後の度数、
29度は「涙の度数」
と言われています。

誰が言い出したのかはわかりませんが、
松村潔先生の「最新占星術入門」の
p.152~p.153ページに記載があります。

この松村先生のお考えをベースに
じゃすみん流に要約しつつお伝えします。

ポイントは2つ

①天体は1つの星座の中を0度から29度まで
その星座を理解するための学びの旅をする


②星座と星座の境目はハッキリと分かれている

です。

それぞれについて涙の度数の観点から説明しますと、

①について
天体がある星座(〇〇座とすると)に入ると
0度から順番に少しずつ〇〇座的な事を学んでいくのです。
最初は〇〇座初心者からはじまって、
30度の道のりを経て〇〇座を学び尽くします。

最初は「〇〇座らしく」しなくては!
と頑張っちゃいますが、そのうち
〇〇座の良い所も悪い所も知って、
自分流のアレンジを加えちゃったりもします。

つまり29度まで到着すると

天体は〇〇座を学び尽くしてしまった、
酸いも甘いも嚙み分けた、そんな天体になります。

②について
お隣同士の星座の境目、
つまり〇〇座の29度と××座の0度の境目、
ホロスコープでいうと星座と星座の間に引いてある線
は国境のようなもので厳然とした区切りになります。

例えば、牡羊座になる最後の日である4/19なら
次の牡牛座の性格も影響を受けるんじゃない?

って思うかもしれませんが、そういうことは無く、
天体が牡羊座にいるときは牡羊座の性質だけで
牡牛座の影響は受けません。

つまりは、牡羊座のプロだった人が

星座の境目を越えると、全く違う価値観である

牡牛座の初心者になってしまうのです。

熟練のプロが転職して全く別業界に行く感じです。

その時に、

「もう飽きてきたし、あぁ新しい事が出来る!」
と嬉しい涙を流すのか、

「せっかく頑張ったのに、次に行きたくない」
と悲しい涙を流すのか

どちらなのかはその星座によりますが、
とにかく星座の境目を超える時に
天体は涙を流すと考えられているのです。

それが
「29度は涙の度数」
の意味です。

ちなみに、

奇数の星座
(牡羊座、双子座、獅子座、天秤座、射手座、水瓶座)
は喜びの涙

偶数の星座(牡牛座、蟹座、乙女座、蠍座、山羊座、魚座)
は悲しみの涙

になりやすいと言われています。

長くなりましたので、
それではどんな涙を流すのか、
についてはまた別の記事にします。

あなたの星座はどんな涙を流すと思いますか?

 

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