【 重 荷 】 | マリリンの独り言

マリリンの独り言

ほんの些細な日常の出来事や、面白エピソード、我が家の動物達の話、ハンドメイド作品の話などを気ままに綴ります。

時々毒吐き。
クズ男やモラ男の話、人間関係についても書いています。

夫婦間だけの呼び名は
『プニ』『プニちゃん』


ずっと胃が痛い。

吐き気もするし、激しい動悸と頭痛と眼球痛に悩まされている。


これまで何度もストレス性胃炎になったが、その症状が続いているのだ。


弟に関することを考えるだけで、私の心と体が悲鳴をあげる。


もはや私にとって、弟の存在は重荷でしかないのだろう。







ウンチを漏らした服を洗濯するため、一昨日母が弟の家を訪ねた。




飲み物も何本か持って行ったそうだが、その場で2リットルを飲み干したという。



ペットボトルに溜めたオシッコをトイレに捨てる時に見たら、便器の中も周囲もウンチやオシッコまみれで、公衆トイレよりも汚い状態だったらしい。



見かねた母がトイレ掃除をやり始めたら

「頼んだこと
以外やるな!」

と怒鳴られたそうだ。





動けなくて人に助けを求めておきながら、どうして攻撃的になれるのか神経を疑う。



怒らなくていいところで怒って怒鳴るのは日常茶飯事。


先日も私がテレビで映画を観ている時に電話が掛かって来て

「8チャンにしてみ?」

とだけ言う。


「え·····?今映画観てるから」


そう言って断った。

しかも物作りをしていてながら見だったので、テレビに集中もしていなかったのだ。



「猫ちゃん」



「は!?」




「猫ちゃんのやってるで」


それでも強要して来る。


「映画観てるけど、用事しながらやから殆どつけてるだけやし·····」


いつも動物特集などがやっていたら私に連絡して来るのだが、特に観たいと思わないことも多い。


それなのに弟は

「ええから変えてみ!?」

と怒鳴って来た。


渋々チャンネルを変えて、一瞬だけ画面に映してから、また直ぐに元のチャンネルに戻した。


「まあ、それだけや」

そう言って弟は切ったけれど、テレビのチャンネル一つでも、人が自分の思うように動かないと腹が立つのだろう。




話は戻ってトイレの話の続き。

どうせトイレ掃除もしないだろうからと、せめて汚れが付きにくくするようにと考え、ブルーレット置くだけを何回か持って行ったけれど、母によるとそれすら使っていなかったみたい。



以前は使ってくれていた。

前回渡したのはクリスマスに電子レンジを持って行った時だが、そのまま置きっぱなしにして付け替えをしていないようだ。


自分でトイレにも行けず、ペットボトルにオシッコをしているくらいだから、ブルーレットを付け替えるどころではないのだろうけど。





今月最後の日曜日に、スマホ契約に行くためにショップの予約を昨日した。


しかしそれもキャンセルになる可能性が高い。





ウンチを漏らした服を洗濯して乾燥機にかけたら、乾燥した黒いウンチが全体に付着していたらしい。


母は弟から、「殆ど水分や」と聞いていたのだが、やはり乾燥した固形物が残ってしまったのだ。




家に持ち帰り、何回も洗い流してから浸け置きして、再度洗濯機で洗ったとのことだった。



そして乾いた洗濯物と、飲み物を持ってまた母が行こうと思い連絡をしたら、しんどくて玄関まで出られないからと断られたらしい。


何を言っても聞かないのだから仕方ない。

弟の都合のいい時に連絡して来るようにと言って母は電話を切った。



前回キャンセルしたので次の通院は木曜日だが、それまでに連絡がなければ、弟の身に何かあったと考えざるを得ないだろう。





「放置してたら死ぬで!」


過去に何回も弟に言って来た。

それでもギリギリ限界まで何もしない。

今回も危険な状態なのに·····


胸水が溜まっていると言っていたから、心不全で命を落とすことも考えられる。

元々弟は、重度の心臓病で手術を受け、通常の四分の一しか心臓が機能していないのだ。

脚の壊疽も悪化しているだろうし、敗血症から様々な死因に繋がるケースもある。




何とか病院に行けたにしても、入院するよう言われるだろうけど、弟のことだから一旦は断って帰るはずだ。


そしてまたズルズル先延ばしにして、毎度の如く救急車で搬送され、長期入院になるかもしれない。



弟が入院となれば、マンションの家賃と光熱費の支払いをするのはまた私?

そして以前のように、数万円のお金と大量の飲食物の差し入れを何回も持って行かなければならないの?



もうごめんだ·····



ワガママ言わずに病院食を食べてもらわないと困る。

アレルギーでもないのに、あれもダメこれもダメとか言わないでほしい。




母から、弟の部屋の合い鍵を私が持っているかの確認をされた。

母も何かあった時に入ることを考えたのだろう。




身内であろうとも、謙虚になり感謝の気持ちを持って接しなければいけない。


モラハラばかりして、横暴な態度を続けていたら、誰も我が身を削ってまで助けたいとは思えないから。








気が付けば、弟が死んだ後のお葬式のことまで想像していた。




出席したくない·····





その想像の中には、涙一つ流さない仮面のように無表情な私がいた。