こんにちは
アラフィフ主婦jasmineです。
今回は、久々になりますが…娘の発達について書きたいと思います。
ようやく振り返る気力が湧いてきたー
娘は先天性疾患を持って生まれ、発達面でもいろいろと凸凹を抱えていました。
苦しかった出産当時の記事はこちらです
そんな娘も、今はJKとなり勉強に部活に推し活に…青春を謳歌しています
娘がここまで成長できたのは、温かくサポートして下さった多くの方々との出会いと、たくさんの貴重な経験の積み重ねがあったからこそ
そこで何度かに分けて、娘の成長の為にやって良かったことをお伝えしたいと思います。
まずは、親子共々大変お世話になってもう感謝してもしきれない『放課後等デイサービス』についてです。
放課後等デイサービスとは?
支援を必要とする就学児童(小学生、中学生、高校生)で、障がいのある子どもや発達に特性のある子どもが放課後や長期休暇に利用できる福祉サービスのことです。
条件や審査をクリアして『受給者証』を取得できれば、自治体が利用料金の9割を負担してくれます。
今でこそ当たり前のようにメジャーな存在ですが…娘が低学年の頃は、ちょうどサービスが立ち上がったばかりの頃。
大荒れする娘に悩みに悩み…ネットを検索しまくっていた時、障害のあるお子さんを育てるあるお母さんのブログでその存在を知りました。
とは言え、周りで放課後等デイサービスを使っているお子さんはゼロ・・・
かなり未知の世界ではありましたが…まずは私一人で近所にある放課後等デイサービスを数か所見学してみました。
でも…当時は、ただただ子どもを預かってゲームやタブレットを見せっ放しという施設も少なくありませんでした。
これのどこが支援なの?!と愕然としたのを覚えています
結局近隣では良い施設を見つけられず、お隣の市まで見学に行きました
運動療育との出会い
お隣の市の施設は、まさにオープンするところだったので体験会に参加することにしました。
それまで見学したところとは全く違い、楽しみながら体を動かすことで、脳や心身の発達を促すというしっかりしたプログラムに基づいて運動療育を行う施設でした。
体験会で実際運動遊びに参加した娘は、大はしゃぎですぐに『ここに通いたい』と飛びつきました
通常は放課後になると校門前にお迎えに来てもらえて、療育後自宅まで送り届けてくれるのですが…我が家は市外だったため対象外
そうなると…週3回、往復1時間の道のりを私が送迎することに
送り届けた後そのまま待機するには長過ぎるし、一回帰ると小一時間でまたお迎え…という何ともバタバタした日々が始まりました
通って良かったと思うこと
それでも、実際通い始めたらそんなことは全く苦にならなくなりました
学校では先生に叱られたり、友達から責められたり、辛い状況が多かった娘。
本人はそこまで感じ取る力も無かったんですけどね…
学校でも家でもない…第三の居場所ができた娘は、とても活き活きしていました
平日の放課後は、みんなでおやつを食べて、宿題をして、運動療育をして、自由遊びをして帰宅。
何よりありがたかったのが、土曜日も通えたこと。
土曜日はお弁当を持って、朝から夕方までガッツリ遊べます。
親もガッツリ休めます…
教室では、夏祭り、ハロウィン、クリスマスなど季節ごとのイベントに参加したり、料理やお菓子作り体験をしたり。
月に1~2回のお出かけでは、公園でアスレチックをしたり、ボーリングに行ったり、ショッピングモールのフードコードでランチを買って食べる練習をしたり、工場や防災センター見学に行ったり。
この利用料金でこんなに盛りだくさん!
申し訳なくなるほど充実した時間を過ごすことができました
そして、毎朝『今日は何もやらかしませんように…』と祈るような思いで娘を送り出していた私にとって、心から安心して送り出せる場所ができたことも、大きな救いとなりました
娘は初めてのことが上手くできずにパニックになったり、癇癪を起すことが多かったので、とにかくひとつでも多くのことを幼いうちに体験させたいと常々思っていた私。
小学校卒業まで通い続けた放課後等デイサービスでのたくさんの経験は、間違いなく今の娘の成長につながったので、本当に感謝してもしきれません
転居して遠く離れてしまいましたが…いつか、成長した娘を連れてご挨拶に行きたいなぁと思っています
本日もお読みいただきありがとうございました