あけましておめでとうございます![]()
新年を迎えた、ということで…
調子に乗って第二弾
妄想は止められない止まらない![]()
![]()
もしももしも興味がございましたら覗いてやってください。
設定は原作終了後のセフィーロ。私がクレフと海ちゃんはラブラブだと信じているので、ラブラブってコトでよろしくお願いします。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆
とある日のできごと
~とりかえっこ①~
穏やかな太陽の光が差し込む午後の一時。今日は魔法騎士の3人がセフィーロに来ているみたい。ほらほら聞こえるでしょう?3人の楽しそうなおしゃべりが。
「海ちゃん風ちゃん、ちょっとお手洗いに行ってくるよ。」
弾むような朗らかな声が響く。
「いってらっしゃい。」
光ちゃんはトイレに行ったみたいね。さて海ちゃんと風ちゃんは二人でどんな話しをするのかしら。
「風の髪って金色のふわふわで可愛いわよね。」
先に話し出したのは海ちゃん。
「ありがとうございます。でも私は海さんのようなサラサラストレートに憧れますわ。」
あらあら二人とも無い物ねだりなのね。
「目だって柔らかみがあって可愛いもの。いいわね風は。」
「そんな、海さんの方こそ、スッキリしたお顔立ちで綺麗ですわ。羨ましいです。」
女の子ってお互いを褒めるのが好きよね。どうしてかしら?
そんなこんなで、しばらくお互いの良さを褒めあったのだった。確かにどちらも魅力があることは確かだ。そのタイプが違うだけのことである。海は綺麗で、風は可愛いのだ。
「あーあー。一度風になってみたいわ。」
「私も、海さんになってみたいですわ。」
その時、強烈な光が二人を包み込んだ。異世界に召喚されたあの時のような凄まじい光。反射的に目を瞑る。
「な、なに?なんなのよ?」
「何が起こったのでしょうか?」
やっとその光がおさまると、ランティスを連れた光が帰って来た。
あらあらこんな不思議な出来事が起こったっていうのに、遅いじゃない。って光ちゃん、トイレが随分長いと思ったらランティスくんとラブラブしていたわけね。それは長いわ。
「ただいまー。途中でランティスに会っちゃって!ちょっと話し込んじゃったんだ。」
光の瞳はランティスと会ったことで爛々としていていた。
「あら光、おかえりなさい。」
「光さん、おかえりなさい。」
…ん?な、なんだかおかしいわね?何かしらこの違和感。
光は首を傾げた。
「どうしたんだ?海ちゃんも風ちゃんも。まるで入れ代わったみたいだよ。」
ランティスもいつもの無表情が、なんだか驚きの無表情になっている。
「「え?」」
お互いがお互いを見ると、なんと自分が目の前に座っているのであった。
「ななな何よこれーーー!!」
「まぁ、私が目の前に座ってますわ。」
あーらら。ここは意志の世界セフィーロだもの。海ちゃんと風ちゃんのそれぞれが、お互いになりたいなんて思っちゃったから本当に入れ代わっちゃったみたい。一体どうするのー?もう。それにしてもそんなに強い憧れがお互いにあったのね。
「私…風の体になったってこと?」
「そうみたいですね。私は海さんになっているようですし。」
目の前にいる自分の姿をまじまじと眺め、それから今の自分を確認する。明らかに自分の慣れ親しんだ体ではない。
「大変だよ!海ちゃん風ちゃん!どうすればいいんだろう…。ねぇランティスどうしよう。」
光はランティスに縋るように言った。普段、光の前ではまた別だが、無口な男が口を開いた。
「そもそも何故こうなったんだ?」
少し興味があるらしい。
「私たち、お互いの体が羨ましいって話しをしていたのよ。そうしたら急に強い光に囲まれたの。もうびっくりね!さすがセフィーロ、なんでもアリだわ。」
普段おおらかな風のその体から、違和感たっぷりの勢い溢れる声が飛び出す。声は風自身のものなのに、こうも違うものに聞こえるのもおかしなものだ。
「でも面白そうですわ。お互いの希望も叶ったことですし、少し楽しんでみましょうよ。ね、海さん。」
普段威勢の良い海のその体から、これまた違和感たっぷりのやわらかな言葉が流れる。やはり声は海自身のものなのに、違うものに聞こえてしまうのだった。
「そうね!せっかくだもの。こんなチャンス滅多にないわ。」
…なんというかこの二人、どうしてこんなに落ち着いていられるわけ?楽しんじゃってるし。でも見てる側としてもちょっとワクワクしちゃうわね。さぁーてさてさてどうなっちゃうのかしら?…あれ、そういえば二人とも、もうすぐ愛しいあの人とのお約束の時間じゃないの?
「まぁ、フェリオとの約束の時間ですわ。私行きますね。」
急に思い出したのか、体は海で中身は風が立ち上がった。
「そうだった!私もクレフと約束してたんだわ。いっけない!」
体は風で中身は海も立ち上がった。
クレフくんもフェリオくんもどう反応するのかしらね。なんだかちょっと面白そう!
「あーあ、二人とも行っちゃったよ。大丈夫かなぁ?」
残されたは光とランティス。ランティスはまじまじと光の顔を見つめる。
「ランティス?私の顔に何かついているのか?」
キョトンとした顔をした光に優しい笑みを浮かべる。
「いや、なんでもない。」
-光が入れ代わらなくて良かったと思っただけだ。
つづく