今回の愛川欽也プロデュース『ロミオとジューリエット』で
ご一緒させていただ雑誌編集者の Tomoko さんが、
私についての記事を書いてくださいました!

こんな風に紹介していただけて、大変光栄です・・・!!






$女優と踊り子  明季の、ショウほど素敵な商売はない♪


いつも稽古場で会っている
明季ちゃん。26歳。女優。
19歳で舞台デビュー。

彼女も同じ市民役だが、
毎日稽古に出て、
熱心に演技を勉強している。
それは
会話から態度から視線から
見受けられる。

『ロミオとジュリエット』の
訳を出版社別に読んでいたり、
年代別でDVDを観ていたり。
毎回話すことが更新している。
勉強熱心なのだ。
時代背景や人物設定を
考えて、立ち姿さえも
工夫する。
役がなくても、台本を
しっかりと読み込んで
演技を見入っている。
プロ意識とは
普段の何気ない言動にも
表れるもの。

稽古が終わってみんなが
バラバラと帰る中、
残って、主役たちの
個人練習を真剣に観察する。
「帰らないの?」
「もうちょっと見ていきます」
とにっこりと笑う。

挨拶も元気よく、
可愛らしく愛想よく、
気遣いも素晴らしく、
心地よくその場にたたずむ。
彼女のやる気は
みんなに伝わっていく。

皆勤賞の彼女は、
誰かの代役を
続けていたが、
今日、本役になった。

私がもし、演出家だったら
次の主役は彼女にしたい。
そう思わせる人。

やりたいことを
やるためには
まず、
その姿勢を示すこと。

チャンスをつかむ人は
きっとこういう人、
なんだと思う。