来た道を戻るという当たり前の作業が人混みに疲れた俺たちには面倒でした。ビックサイトはでかいから尚更。

しかも動く歩道が動いていないという、お前の存在価値はなんなんだと問い詰めたいけどそんな元気もなかった。そんなときMが「あれ、動く歩道動いてるんじゃね?」と今ここの場でなかったら皆からバカにされるか、ものすごく優しくされるかどっちかの対応しかされない言葉を発した。でも素で勘違いだった。みんなきっと気持ちは1つだったと思う。ふざけんなと。


ここでUが受け入れきれなかったのか気が狂ったのか「ホーラホラ、動いてるよ~」とムーンウォークがしたいのかどうかさえ確認が見てとることができないレベルの奇妙な動きをしだした。ドラクエで言うところの「ふしぎな踊り」というやつなのだろうか。どういう効果があるのか知らないが(ドラクエやらないから)、突っ込む元気はどんどんなくなった代わりに、殴ってやろうかという気分にはなった。あ、あとその動きを見て動く歩道が動いてると釣られた犠牲者が出た。これがRPGでいうところの「混乱」という効果なんだろうか。あんなふしぎな踊りで歩道が動いてるなんて普通の神経じゃ思わない(思えない)からな。


で、喉が渇いたということでファミマへ。俺が遅刻して済まなかったということで飲み物を奢ると言ったら「俺ヘルシア~!」とか絶対飲みたくないのに高いのを買わそうとするあいつら。そして遅刻した自覚と飲み物を奢って謝罪しようという意思はあるのにチケット代を払うの忘れてきた俺。


フライドチキンをMが買って、次にUが「俺もフライドチキン」と買おうと行ったら「売り切れました」と言われてた。

俺は迷うことなくジャンボフランクを買ってた。


「やっぱビックサイトといえばウインナーだよね」

「そうなの?シン、ビックサイト来たことあるの?」(フランクフルトがウインナーかどうかにはもはや触れない人たち)

「あるよ、食品のエキスポでね」

「そのとき食べた?」

「ううん、食べてない」


などというハートフルな会話を交わしたりしました。それからTがそろそろお台場につくというので俺らも向かうことに。


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