新型コロナウイルスはこれまで無かった新型ウイルスであるため、免疫を持っている人がいません。
そのため、ウイルスに触れるとほとんど感染につながります。
幸いなことに、高い感染力に比べて致死率は低いですが、
免疫力の弱い高齢者の方や基礎疾患のある患者については重症化しやすいため、注意が必要です。
実際に、現在韓国での新型コロナウイルスの死者を年齢別に分けて見ると、
60代~70代の患者が全体の57%を占めています。
また、新型コロナウイルスによる初の死者だった63歳の男性は慢性肺疾患を患っていた患者でした。
韓国12人目の死者の73歳の男性は、慢性腎疾患があり、
敗血症性ショックで死亡したものと判断しています。
韓国中央防疫対策本部は”彼らは基礎疾患を患っているか、
長期間の入院で免疫力が低下した状態だった”と述べました。
この他にも多数の60代~70代の死者が基礎疾患を患っていたことが確認されました。
これに関して韓国国立中央医療院シン・ヒョンシク感染病研究センター長は”60代以上で
死亡率がますます高まり、70~80代になるとさらに死亡率が高まる可能性がある”と指摘しました。
もし高齢者であったり、従来慢性疾患を患っている方の場合、発熱や咳などの
呼吸器症状が生じた時には直ちにコールセンター及び各保健所で相談を受けなければなりません。
この時、必ずマスクを着用して、人との接触を避けるように注意してください。
これまでは咳による飛沫、つまり唾液により感染すると知られていましたが、
空気中の粒子による伝染も排除できなくなりました。韓国の保健当局も、
新興宗教団体「新天地」集団感染の事例を通じて、密閉された空間で、
一人が多数の人に感染させる過程を調査し、エアゾールによる伝染の可能性を把握しています。
シンセンター長は、”空気循環やホテルの空調システムが良くなかったり、
病院の一部の空調システムが良くないとエアゾールが発生し、全病院、ホテル、
大きな建物などを汚染させる恐れがある”と述べました。そのため、密閉された空間で複数の人が
一緒にいる状況を極力避け、頻繁に換気させることが必要です。
新型コロナウイルスは咳、発熱などの症状を引き起こす呼吸器感染疾患です。
2019年12月、中国湖北省武漢で初めて発生したと報告されています。
新型のウイルスであるだけに、まだ新型コロナウイルスを治すことができるワクチンはありません。
しかし、治療薬が無いということは、新型コロナウイルスを標的に治療する薬物がないという意味であり、
治療が全くできないことではありません。
現在、韓国の医療スタッフは、風邪のように症状による対症療法で新型コロナウイルスを治療しています。
肺機能補助のための人工呼吸器などを使用し、ウイルス増殖抑制効果のある薬を適用しています。
幸いなことに、早期に発見すれば十分に治療ができる疾患で、
患者の免疫力でも回復できるというのが専門家の説明です。実際に感染者のうち、
ちゃんと治療を受けて、完治したことが確認されて退院する患者が増えています。
もし、発熱や咳など新型コロナウイルスの症状が現れたら、
恐れないで国の指針に応じ、診断と治療を受けましょう。
新型コロナウイルスの拡散を防ぐためには個人衛生を徹底的に管理することが一番重要です。
ハンドソープや石けんなどをつけて30秒以上手を洗って流水でしっかり洗い流しましょう。
そして、洗っていない手で目や鼻、口など、顔全体を触らないようにしてください。
咳をする時は、手ではなく、服の袖で口と鼻を覆い、しばらくは人が多い場所への移動を控えてください。
外出の時には必ずマスクを着用してください。また、発熱や咳などの呼吸器症状がある人との
接触を避けましょう。相手と会話をする時は2mくらいの間隔を置くようにしましょう。
もし発熱や咳など呼吸器症状が現れた場合は、直ちにマスクをつけて外出を控えてください。
1~2日ほど経過を観察した後、各保健所及びコールセンターに電話し、まず相談を受けましょう。
症状がある時、大学病院や救急室(救急救命室・Emergency Room)への訪問はご遠慮ください。
各診療所に行かれる際は、必ずマスクを着用しなければなりません。
さらなる拡散を防ぐため、なるべく公共交通機関を利用しないで、
自分の車などを利用することをお勧めします。診療前は、医療スタッフに
呼吸器症状のある人との接触の有無や海外旅行歴などを伝え、
医療関係者や防疫当局の勧告に従ってください。
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