夏休みの読書感想文 - 戦略子育て By 三谷宏治 | フルタイムエンジニア☆パートタイムママ

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友人に素敵な本をいただいたので、お盆休みに読んでみました。
三谷宏治さんの「戦略子育て」という本です。

 

 

AIやロボットの進化が著しく、仕事の機械化がどんどん進む社会の中で、自分で未来を切り拓いて生き抜いていける子どもを育てるにはどうしたらいいか?という課題に対して、三谷さん自身の子育て経験を元に、AIに負けない試行錯誤力をつけるための「3つの力」の伸ばし方について書かれています。

三谷さんの子育て理論は私の子育て方針と似ているので、個人的に親近感がわきました。また、この本では、うちの娘達が成長するにつれて直面しそうな課題もテーマに取り上げられているので、今後の作戦を練るのに参考になりそうです。さらに、親の視点だけではなく「現場の証言」として三谷さんの3人の娘さん(つまり子ども側)からの意見も書かれているので、この本は説得力があるなぁと思いました。

子育て理論については、今年の3月に「AIに負けない子どもの育て方」というセミナーで聞いていたので、復習にもなりました。実はその子育て(?)セミナーは「子どもの育て方」ではなく、「AI」のキーワードの方に釣られて参加したんですけどね!

AIに関する話も興味深かったのですが、「子育ては期間20年、予算2000万円の人材育成プロジェクトだ!」という視点が新鮮でしたし、お手伝い至上主義やおもちゃの与え方、お小遣いの話は「それ、私がやっていることと同じだ!」とものすごく共感できました。

むしろ、私の子育て方針を言語化&推奨してくれてありがとう!!!みたいな!?
(都合よく解釈爆笑

だって、私は娘が幼いころからお手伝いを強制しているし、基本的に誕生日しか欲しいものを買わないし、テレビや動画もほとんど視聴させません。当時、保育園児の娘が「みんな○○もってるんだよ!」とか母に訴えてみても、「それで?他の子がどうとか関係ないでしょ。」と返されるのです。
娘は母を納得させられるように日々、交渉術に磨きをかけているようです。

一方で、真反対の性格の夫からは「一人だけテレビ見れないのはかわいそう」だの、「他の子と一緒じゃないと・・・」だの、娘本人からイヤだとも何も言われていないのに私の制限がきつ過ぎると苦言を呈されます。夫にもこの本を読ませてみたいものです。

「周りと同じなのが安心」な夫に理解してもらえるかはわかりませんが、この本を通じて少しでも子育ての話を共有できたらいいなと思っています。

そしてなんと、今週末は本をプレゼントしてくれた友人が、三谷さんを招いて実践セミナーを開催するのです。
せっかくなので夫も連行して、家族総出で参加することにしました。
「決める力」をつけるためのサバイバルゲームが体験できるそうなので、とっても楽しみです!

夏休み総仕上げ企画 By kanako
9/2 10時~ 頭脳戦サバイバル!意思決定ゲームで自分の生き抜く力を試そう!