久しぶりに”オペレーションズ・リサーチ”
という単語をテレビで聞いたのですが、
知っていますか?
wikipediaによると
によって、さまざまな計画 に際して最も効率的にな
るよう決定する科学的技法。複雑なシステム の分
析などにおける意思決定 を支援し、また意思決定
の根拠を他人に説明するためのツールである。
小難しい表現です。
実は、学生時代これを研究テーマにしておりました。
そのオペレーションズリサーチ(OR)の中でも
都市のORという分野で、社会の事象をモデル化し
最適化するというテーマでした。
たとえば、車の渋滞ってありますよね。
基本的には、交差点で渋滞すると思うのですが
それって、赤信号の時間に依存します。
国道と市道の交差点があるとして、
国道のほうの赤信号が極端に長いと、当然
渋滞がひどくなり、非効率的。
国道の赤信号が短いほうがよさそうだけど、
市道の赤信号が1時間もあると、それはそれで
不都合があります。
その間にあるであろう、社会的に”最適”な状態
の”解”を数学的に求めます。
この場合、”最適”な状態とは、
止まっている車の時間の総和が小さくなれば
いい考えます。
つまり、国道、市道の交通量が分かれば、
解がでます。
実際にはどうでしょう、
半日に1台しか来ない市道であれば、
論理的に、赤信号は半日続けても良いはずが
そういうわけにはいかないでしょう。
また、とても偉い人が市道を通る場合、
信号の制御が手動になり、青が続く運用もあります。
(一度、ときわ台でその光景を見ました)
このオペレーションズリサーチの難点は
1人を犠牲にできないとか、偉い人が世の中にいる
等を加味した解を出せないことにあります。
実際の社会、数値化できない要素はたくさんあります。
さて、冒頭のテレビで久しぶり・・という内容なのですが
実は、こんど首相になるであろう鳩山代表の
学生時代の研究テーマがこれだったのです。
OR研究者のハシクレとしては、政治をモデル化して
最適解を導ければ素晴らしいことだと思います。
が、無理でしょう。
たとえば、高速道路無料化に伴う、渋滞、経済効果
などなどのシュミレーションは可能かもしれません。
ただ、社会的最適な状態を定義するのが難しいというか
、無理ですね。