リュウジ 著
もう知らない人はいないんじゃないかという
料理研究家リュウジさん
の自伝。
リュウジさんって軽く日本変えてると思う。
これまで日本中にはびこっていた
「料理はちゃんとやるもの」
という呪いのせいで苦しんでいた人たちを
たくさん救った。
余談ですが。
うちの母の料理に対する考え方が
リュウジさんの考え方に似ています。
肉料理に油をひかない、肉から油がでるから
というのはリュウジさんもよく言ってますが
私たち娘は再三それを聞かされて育っています。
妹は
家庭科の授業でハンバーグをつくるとき
油ひかないでやっていたら、
先生に油をぬりたくられ
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となったらしい笑
また、
おいしければ手を抜いてもいい、
手を込む=愛情 では必ずしもない
というのも
母も実践していました。
(そもそも料理が嫌いというのもあり。)
冷凍食品やお惣菜は普通に多用。
でも母の愛情はきちんと感じていたし
ちゃんと感謝してました。当たり前です。
あと、
料理をつくっている人(母)が席に座るまで
先に食べてはいけないという家庭内ルールもあり、とても大切でした。
当たり前です笑
でも私たちが育った平成の時代は
まだまだそんな考えは受け入れてもらいにくかった。
母がいなくなって
数年後にリュウジさんが世の中に現れました。
今、リュウジさんをみたらなんていうのかな。
「だからわたし言ってたじゃん」と言いそう。
そして、リュウジさんの考え方が日本を救っていることに
母自身も生きやすくなっていただろうなとも。
そんなリュウジさんの自伝が出るとのことで
これはぜひ知りたい、と読みました。
シングルマザーで懸命に育ててくれたたお母様や
サポートしてくれた祖父母のおかげで
不登校になっても道を踏み外さず
世の中の「当たり前」にとらわれず、
良いお友達もできた少年時代。
世界一周の船旅で気づいた「日本の料理レベルの高さ」
本場のものを食べようと思ったのに、
まずいなら俺が作ろう、
老人ホームで安くて美味しい料理を振る舞った話。
その人生を経て
「家庭料理は世界一難しい」
「手も動かしもしないのに文句を言う奴がいるから、
「そんな孤独は終わりにしよう」
「手間なんてかけなくていい、ラクしていい」
と強く訴える。
リュウジさんが
今、Youtubeで語る信念ができた経緯は
彼の半生にあったと
納得できるものでした。
リュウジさんの信念のおかげで
私も「自炊」に抵抗がなくなりました。
リュウジさんのレシピが簡単、そして材料がそろえやすい!おかげで
つくってみようかな、と思い
定番になり、
料理をすることにも慣れて
たとえば、自分でなにか作るときに
あ、この調味料いれればおいしいのかな
というのがわかるようになってきた。
この本の中でも
「かんたん!から入って、まずは料理を好きになってもらって、そしたら手の込んだものにチャレンジすればいい」
と書かれていて
まさに、そのルートにのっています。
日本の料理感を変えてくれたリュウジさん。
これからも長く活躍してほしいです。
