中欧旅行5日目、ですが、
午前の便で帰国する日なので、
観光は一切ありません。
記録用の記事となりますが、
よろしければお付き合いください
行きと同じく、ホテル-空港間の送迎車を利用して、
リスト・フェレンツ国際空港へ向かいました。
ハンガリー出身の作曲家リストの名がついてます
リストといえば、「愛の夢」
綺麗な曲ですよね~
大好きな曲のひとつです。
こじんまりした空港でした。
いよいよユーロ圏を出るので、ここで免税手続きをします。
チェックイン時に、「Tax Refund」 と言って、
免税品を入れたスーツケースを一度返してもらってから、
免税カウンターへ
免税カウンターがすごく分かりにくい場所にあって、
近くを何往復もしちゃいました
上の写真の奥が免税カウンターになります。
ターミナル2Bの、2Aに行く連絡通路近くです。
免税手続きが済んだら、
チェックインカウンターに戻って、
スーツケースを預かってもらいました。
セキュリティチェックも済ませて、
いよいよブダペストとお別れ…
私が乗ったのは
KL1974便
11:20フェレンツ発→13:30スキポール着
行きと同じく、スキポールでの乗継です。
昼食の機内食が出ましたが…
短時間のフライトなので、小さなパンひとつでした。
乗継が1時間くらいで、食事している時間はないので、
出発前にもう少し食べておけば良かったです。
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さて、話が長くなってしまうのですが…
免税手続きのときに、トラブルがありました
列に並んでいる時、中国人の中年女性に
中国語で話しかけられたんです。
「中国語話せないので、英語でお願いします。」
と英語で言ったのですが、
「English, NO!」 と、英語は話せない様子
何の列か分からないのかもしれない、と考えて、
持っていた免税手続きの冊子に書かれた
中国語を指さしました。
が、要求と違うようで、さらになにか言ってきます。
ジェスチャーから推測するに…
どうやら私が持っているスーツケースを
チェックインカウンターで預けるように と
言っているみたい。
私がこのまま飛行機に乗ると勘違いしたのかしら
再びTax Refundの中国語部分を見せて、
スーツケースを指さすも、全然分かってもらえない。
みんな、スーツケース持って並んでるのに、
なんで私だけ気になっちゃうのかしら…?
ツアーの方みたいだったので、
集合時間近付いたら、いなくなるだろうと思ったのと、
私も中国語話せないし、相手も英語話せないしで、
埒があかないので、知らんぷりしてたら…
おばちゃん、どんどんお怒りモード
声のボリュームや激しさがどんどん増していきます。
私のスーツケースをバンバン叩いてましたが、
それでも、知らんぷりを続けていたら……
スーツケースを グイッ と引かれました。
強硬手段に出たおばちゃんが、
私のスーツケースを、
その辺のカウンターに
持って行こうとしてるんですよ
私も列から外れないように必死に
スーツケースを引っ張りました。
その間も怒鳴ってるおばちゃん
おばちゃんの力が想像以上に強くて負けそう…。
「HELP ! HILFE ! AIDEZ-MOI !」
あまりのことに一瞬喉が詰まりそうになりながら、
どれかは通じるだろうと、かろうじて声を出したら
前に並んでた西洋系の男性が気付いて、
一緒にスーツケース引っ張って取り返してくれました。
すると、周りの方々も
「なんだ、なんだ、何事だ?」
と加勢してくれたお陰で、
おばちゃんはいなくなりました。
それでも、しばらく粘ってましたけどねぇ…
一瞬の出来事でしたが、
もう、何が何だか分からずびっくりしたのと
変なトラブルに巻き込まれた悔しさに泣きそうで、
俯いて列に並んでいました。
せっかく楽しかったのに、最悪だわ…
なんて思いながら。
最初に助けてくれた男性の連れの女性が
「Are you OK?」 と声を掛けてくれたけれど、
小さくしか頷けなかったのですが…
「君の旅は素晴らしかったんじゃないのかい?
泣いてしまうのかい?
君は間違っていない。
こんなこと、大したことないよ。そうだろ?」
「あんな人、あなたが気にする人じゃないでしょ。
笑いましょうよ。」
背の高いお2人が私の顔を覗き込みながら、
かわるがわる声を掛けてくれました。
見知らぬ人なのに、
ひどく落ち込んでる私を気遣ってくれたのがすごく嬉しくて、
その嬉しさで、今度は泣きそうでした
突然の、想像もしていなかったトラブルで本当に怖かったけれど、
素敵なカップルの優しさに、心が温かくなりました
長い記事を読んで下さり、有難うございました
最後に、空港で見つけたキティちゃん
色とデザインが懐かしすぎます