インスタやFB中心に仕事ネタをアップしていますが、アメブロはプライベートトピック中心にアップしています。が、、、開業1年半でもまだまだ余裕が無くて、、、だいぶブログアップをさぼっています(汗)

『アクセスも殆どない記録簿的なもんだしね』と自分に言い訳していますが、何やら最近アクセス数も若干増えてきていて、何故かヘルメットの内装リペア記事中心にアクセスして頂いている様子。

なので、アップしていなかったヘルメット内装リペアネタをアップしてみようと思います。

という事で、今回はSHOEI X-8R hi 編です。

こちらは、チークパッドのウレタンスポンジが経年劣化によって消失してしまったものです。

センターパッドは海綿タイプのスポンジで生きているのですが、どうも他のモデルのセンターパッドが流用されている様子。

ユーザー様に確認してみたところ『中古で入手した時点で装着されていたもの』との事で、モデルは不明でした。

耐用年数を超えて使用しない様にと安全性を考慮してか?メーカー販売の内装リペアパーツの廃盤は早いうえ、他のモデルの流用も殆ど出来ないですね。

X-8に限らず、同じモデルでもGENが変わると内装も変わってしまいますね。

(なので、作製した型紙は保存していますが、2度使った事がありませんww)

安全装備ですから仕方のないところですが、ユーザー的にはお気に入りのモデルや思い入れのある物はいつまでも使いたいところではあります。

 

ウレタン消失のチークパッドは表皮のメッシュ生地だけになってしまいスカスカおペラペラ。

 

生き残っているスポンジと、メッシュの生地に残ったベースウレタンの痕跡を元に型取りをしてベースウレタンを再生します。

今回はユーザー様と相談し、8mmのトリコット付きウレタンフォームを使用しました。

張りのあるチークパッドを蘇らせる事が出来たと思います。

 

耐用年数を超えての使用を推奨するものではありませんが、限定モデルや思い入れのあるヘルメットをいつまでも綺麗に保つお手伝いが出来ればと思います。

なお、安全上の観点から、ストラップの交換や外傷・緩衝材のリペアはお請け出来ませんのでご了解の程を m(_ _)m