仕事のメニューとして『磨き』はまだ加えていないのですが、集客機会を逃しているなぁと感じており、メニューに加えるべく準備を進めています。
まずは必要な道具としてポリッシャーを準備。
磨き入門からプロも使用しているコストパフォーマンス一番人気の定番ポリッシャーの『KYOCERA RSE-1250』をAmazonで購入しました。
型番にちょっと親近感がありますな(笑)
このままでも十分なパフォーマンスですが、研磨力と使い勝手向上の定番魔改造がありますので、その一部をやってみました。
まずはヘッドの取外し。
ヘッドは4本のボルトで止まってます。
黒いゴムのリング部分が『ブレーキリング』です。その名の通りスイッチを切った時にヘッドが直ぐ止まる様にヘッドと摺動関係にある部品で、摺動部はグリスでべったりです。
ゴミの侵入を防ぐ役割もあると思いますが、安全対策といったところでしょうか?
しかし、回転中も常に摺動関係にあるのでかなりの回転抵抗になっていると思われ、これを外してパワーロスを減らすのが魔改造定番その1です。
そして魔改造定番その2はベアリングの交換。
純正は6002DDUでラバーシールド仕様ですが、これを6002ZZの様なメタルシールド仕様に交換する事で、ベアリングの回転抵抗が減って更に磨き力アップとの事。
ですが、上の写真をみてふと疑問が湧きませんか?
モーターの回転軸は偏心した状態でベアリングのインナーレースに固定されます。
この偏心がダブルアクションを生むわけですが、バフが固定されるヘッドはベアリングのアウターレースに固定される構造になっています。
つまり、モーターの回転によりベアリングインナーレースが回転し、ベアリングの回転抵抗によりアウターレースが供回りすることでヘッドの回転が生まれている訳で、極論ですがベアリング回転抵抗がゼロになればヘッドは回転しない事になります。
事実、Wアクションは強く押さえ過ぎるとヘッドの回転が止まりますが、これはベアリングの回転抵抗よりもヘッドを抑える力が上回る事で起こる現象です。
という事は、ベアリングの回転抵抗を下げる事はヘッドの回転力を落とす事を意味すると言えます。
『ヘッドの回転が止まる様な強い力で押し付けてはダメ』がWアクションの鉄則ですが、ヘッドの回転力が落ちる様な仕様変更の理由/メリットって何なのでしょうか?
どうにも腑に落ちないのでベアリングの仕様変更はその理由/メリットが分かってからにして、今回はベアリングのグリスを低粘度仕様に変更に留めました。
まぁこの変更もベアリングの回転抵抗低減策なのでどうせなら高粘度に変えてみた方が面白いかも?ですけど(^^;
魔改造定番その3として、本体を地面に置いた際にバフが地面に振れない様に本体の背に適当なパッドを取り付けて逆立ち置き出来る様にしました。
手持ちの適当なパッドを取り付けたので、すぐ取れちゃうかも?まぁ取れたら別の物考えます(笑)
その他の定番魔改造は、薄いヘッドに交換による低重心化と、コードリール持ち回り不要の5mコード化です。
ヘッドの低重心化は安定して非常に磨き効率が上るようですが結構高い(^^;
コード延長もコードリールではなく延長コードを使えば良いんじゃね?と思われるので、もう少し経験を積んでから導入を検討したいと思います。
さてさて、、、腑に落ちないベアリングの仕様変更ですが、この改造は多くの方々が行っている実績ある改造と思いますので、どなたかその答えをお持ちでしたら教えてくださいませ m(_ _)m