バリバリ!…ドシン!!――。広西チワン族自治区南寧市にある自治区人民病院星湖診療所で26日午後2時ごろ、大きな鉄製滑車が1階建て建物の屋
根と天井を突き破り、ロビーの床に落下した。昼休み時間だったので患者は少なく、けが人は出なかった。数十メートル離れた建設工事現場から、大型杭打ち機
の滑車がはずれ、飛来したと分かった。中工網が報じた。
天井には直径約1メートルの大穴が開いた。見上げると、アルミ板や断熱材が見え、周囲の天井板が下側にめくれている。直径30、40センチメー トルの鉄製滑車は床のタイルを傷つけ、はね上がって再び落下した。3メートル離れた場所には、診療室の受付窓口や順番待ちのためのベンチがあった。
診療所の医師によると、滑車が落下したのは、産婦人科や小児科の待合ロビー。午前中にはいつも混みあうが、昼休み以降は患者が少なくなる。「事故発生が午前だったら、大惨事になっていた」という。
診療所に飛び込んだのは、数十メートル離れた建設工事現場で使われていた大型杭打ち機の滑車と分かった。施工していた上海建工集団の責任者によると、作動中の杭打ち機が壊れ、滑車がはずれて診療所目がけて放物線を描いて飛んでいったという。
同責任者は「新品の杭打ち機を導入して、初めて使った。一部に強度不足があることが、今になり分かった」などと説明し、改めて安全教育を行い、現場で使っている重機の安全性を点検する考えを示した。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0530&f=national_0530_100.shtml