マカオのコタイ地区に新しい大型カジノ総合リゾート「ギャラクシー・マカオ」が15日、オープンした。マカオのカジノ収入は中国本土からの観光客(昨年の
本土客は前年比20.4%増)の堅調な需要にけん引され好調に伸びており、3月には200億8,700万マカオパタカ(約2,002億円、前年同月比
48%増)で、初めて200億パタカの大台を突破した。「世界クラス・アジアのおもてなし」をテーマに、地域最高のサービスを目指す同施設の参入が、マカ
オのカジノ業界をどう変えていくかが注目される。【香港&華南版編集部・平澤ますみ】
業界5位の銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント)は、150億HKドル(約1,560億円)を投資し、着想から5年間を経てギャラク シー・マカオのオープンにこぎつけた。グループが直接経営するカジノ・ホテル施設は、マカオ半島の星際酒店(スターワールド)と合わせて2軒になる。自社 ブランド・ギャラクシーホテルの他に、ホテルオークラ、シンガポールのバンヤンツリーなど外国資本を積極的に誘致し、アジア地域はもちろん世界からの観光 客を引き込みたい考えだ。
■拡大にも意欲
ギャラクシー・マカオは将来を見据え、さらなる開発に対しても前向きだ。総面積55万平方メートルの当施設だが、現在は所有地の3分の1しか使用してい ない。残りの3分の2の開発計画について、呂耀東(フランシス・ルイ)副会長は「過去10年間、北京(2008年に五輪開催)や上海(10年に万博開催) の開発が急速に進められたことを見て分かるように、アジア市場の開発ニーズが拡大していることは明らか。顧客の需要に合わせて、開発を進める予定だ」と述 べた。
同時に、ラスベガスのカジノにあるようなハワイアンテイストの導入などにより施設充実を図り、平均滞在期間が短縮しつつあるカジノ客を長く引き止めたい という。また、合計2,200客室に上る3軒のホテル宿泊率についても楽観的で、「スターワールドホテルの客室稼働率は97%。当施設内のホテルも同等の 数字を見込む」と自信を見せた。
マイケル・メッカ社長兼最高執行責任者COOは、売り上げ目標など具体的な数字は示さなかったものの、「アジア固有の細部に行き届いたクオリティーサー ビスを通して、地域最高を目指す」と明言した。新卒者など若手人材の雇用・教育にも力を入れている。メッカCOOは「ギャラクシー・マカオは長期間働くこ とができ、個々人の成長を約束する企業だ」とアピールした。
■「ぜいたくな休日」を提案
業界4位の新濠博亜娯楽(メルコ・クラウン・エンターテインメント)が運営する「シティ・オブ・ドリームズ(新濠天地)」(09年6月開業)が、大型舞 台を用いたショーなど「エキサイティング」なエンターテインメントで観光客へアピールする一方、ギャラクシー・マカオは「ぜいたくな休日の過ごし方」を提 案するという印象だ。こだわりは世界各地の料理を楽しめるようにしたという50軒以上の飲食施設。一方、◇ビーチを思わせる白砂を敷き詰めた波の出るプー ル◇緑をふんだんに使った庭園◇ショッピングエリア――など、カジノ以外の目的でも滞在を楽しめる工夫がなされている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110516-00000002-nna-int
業界5位の銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント)は、150億HKドル(約1,560億円)を投資し、着想から5年間を経てギャラク シー・マカオのオープンにこぎつけた。グループが直接経営するカジノ・ホテル施設は、マカオ半島の星際酒店(スターワールド)と合わせて2軒になる。自社 ブランド・ギャラクシーホテルの他に、ホテルオークラ、シンガポールのバンヤンツリーなど外国資本を積極的に誘致し、アジア地域はもちろん世界からの観光 客を引き込みたい考えだ。
■拡大にも意欲
ギャラクシー・マカオは将来を見据え、さらなる開発に対しても前向きだ。総面積55万平方メートルの当施設だが、現在は所有地の3分の1しか使用してい ない。残りの3分の2の開発計画について、呂耀東(フランシス・ルイ)副会長は「過去10年間、北京(2008年に五輪開催)や上海(10年に万博開催) の開発が急速に進められたことを見て分かるように、アジア市場の開発ニーズが拡大していることは明らか。顧客の需要に合わせて、開発を進める予定だ」と述 べた。
同時に、ラスベガスのカジノにあるようなハワイアンテイストの導入などにより施設充実を図り、平均滞在期間が短縮しつつあるカジノ客を長く引き止めたい という。また、合計2,200客室に上る3軒のホテル宿泊率についても楽観的で、「スターワールドホテルの客室稼働率は97%。当施設内のホテルも同等の 数字を見込む」と自信を見せた。
マイケル・メッカ社長兼最高執行責任者COOは、売り上げ目標など具体的な数字は示さなかったものの、「アジア固有の細部に行き届いたクオリティーサー ビスを通して、地域最高を目指す」と明言した。新卒者など若手人材の雇用・教育にも力を入れている。メッカCOOは「ギャラクシー・マカオは長期間働くこ とができ、個々人の成長を約束する企業だ」とアピールした。
■「ぜいたくな休日」を提案
業界4位の新濠博亜娯楽(メルコ・クラウン・エンターテインメント)が運営する「シティ・オブ・ドリームズ(新濠天地)」(09年6月開業)が、大型舞 台を用いたショーなど「エキサイティング」なエンターテインメントで観光客へアピールする一方、ギャラクシー・マカオは「ぜいたくな休日の過ごし方」を提 案するという印象だ。こだわりは世界各地の料理を楽しめるようにしたという50軒以上の飲食施設。一方、◇ビーチを思わせる白砂を敷き詰めた波の出るプー ル◇緑をふんだんに使った庭園◇ショッピングエリア――など、カジノ以外の目的でも滞在を楽しめる工夫がなされている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110516-00000002-nna-int