日本茶インストラクター2次試験を受ける方へ その2
先日、日本茶インストラクター2次試験を受ける方へ応援の
blogを書きましたが、プレゼンについて今回はさらに触れております。
ご参考になれば幸いです。
日本茶インストラクター2次試験のプレゼン「お茶の淹れ方」ですが、
4分でプレゼンしなければなりません。
プレゼンするお茶は、当日にならなければわかりません
ので、すべてのお茶について頭に入れておく必要があります。
私が用意したプレゼン台本がありしたので、これから試験を受ける方の
参考になればと思い掲載させていただきます。
もちろん自己流で問題ありませんが、一応ポイントは押さえている
台本です。
当日試験で緊張し、台本を2行飛ばし、時間がだいぶ余ってしまいましたが
それでも大丈夫でした。むしろ、4分の間に説明が終わらない方が
問題です。身振り手振りで表現することも大事ですので、
台本に沿ってしっくりくるまで練習ください。
それでは、皆様のご検討を祈っております。
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日本茶インストラクタ― 煎茶・玉露・ほうじ茶 淹れ方シナリオ
時間:4分位
用意される茶器セット
A:極小急須100ml 茶碗40ml
B:小急須250ml 茶碗100ml
C:中急須600ml 茶碗170ml
D:土瓶 850ml 茶碗200ml
E:ポット(手付) 1リットル
■上級煎茶
本日は、上級煎茶の淹れ方をご紹介いたします。
上級煎茶は、青葉のような爽やかな香りと
苦渋みと甘味のバランスのとれた後味が爽快なお茶でございます。
アミノ酸などの成分をたっぷり含んだおいしいお茶です。
お茶を淹れる水ですが、しっかり沸騰させた軟水です。
それではお茶を淹れていきますが、
お茶をおいしく淹れるこつは4点あります。
お茶を淹れる湯の温度、湯の量、お茶の葉の量、浸出時間の4点です。
上級煎茶は70度で淹れるとおいしいお茶を淹れることができます。
この温度が香やうまみを引き出せる最適な温度となります。
まず、ポットのお湯は90度ほどですので、70度まで湯温をさげていきます。
最初に、ポットのお湯を湯さましに移していきます。
器を移すごとに、5~10度ほど湯温が下がっていきます。
さらに各茶碗8分目まで移します。
こうすることで湯の量を量ることができ、さらに茶碗を温めて
置くことができます。
次にお茶の葉を急須に入れます。茶葉の量は、一人2gです。
ティースプーン1杯が2gですので、3人分3杯を急須にいれます。
そして、茶碗の湯を急須に注ぎます。
お茶の葉が開くまで1~1分半、蓋をして静かに待ちます。
上級煎茶は、リフレッシュ効果がございますので、
朝の一杯や仕事の合間に熱く淹れて飲むと
すっきりして、気持ちよく過ごせると思います。
ぜひ、日常のおちゃとして取り入れてみてください。
それでは1分から1分半たちましたので茶碗に注ぎわけます。
このように濃度が均等になるように廻しつぎをします。
少しずつ行ったり来たりしながら、最後の
一滴まで注ぎきります。注ぎ切ることで2煎目もおいしく淹れることができます。
どうぞお召し上がりください。
■玉露
本日は、玉露の淹れ方をご紹介いたします。
玉露は、日本茶の中で最高級なお茶といわれています。
覆いか香と呼ばれる青のりのような香、
うまみや甘味をたっぷり含んだ濃厚な味わいが特徴です。
濃厚ですので少量いただくお茶でございます。
少量でもご満足いただけるお茶でございます。
茶器も小ぶりな急須、お茶碗をご用意しております。
お茶を淹れる水は、十分に沸騰させた軟水をご用意しております。
玉露は50度から60度の湯温で淹れます。
ポットのお湯は90度ほどですので、まずは50度から60度まで
湯温をおとしていきます。
このようにして湯温を落としていきます。
最初に湯さましにお湯をうつしていきます。
器を移すごとに湯温は5度から10度おちていきます。
次にお湯を急須に移していきます。
そして急須から茶碗にお湯を移します。
余分なお湯は捨ててしまいます。
こうすることによって湯の量を量ることができ、
お茶碗も温めることができます。
つぎに急須に茶葉を入れます。
茶葉は、煎茶よりやや多い3人分で10gとなります。
ティースプーン3杯ほどです。
そして、50度ほどに冷ました茶碗のお湯を急須に淹れていきます。
お茶の葉が開くまで2分~2分半ほど待ちます。
玉露は、冒頭で申し上げたとおり、日本茶の中で最上級なお茶でございます。
産地は、京都宇治周辺、福岡の八女地方、静岡ですと岡部が有名です。
葦簀やわらで日光を遮る被服栽培といわれる栽培方法によって
うまみ成分のテアニンが多く渋みがすくないお茶となります。
さらに玉露は低温で淹れることによって苦味成分のタンニンの溶出を抑
えます。
それでは、時間ですので淹れていきます。
濃度が均等になるように廻しつぎをします。
このように少しずつ行ったり来たりしながら、最後の
一滴まで注ぎきります。
注ぎ切ることで2煎目もおいしく淹れることができます。
それでは入りましたので、お出しいたします。
玉露のみでも十分ご満足いただけますが、
生菓子や干菓子などの和菓子がよく合いますので、
一緒に召し上がるとさらにおいしくいただけるとおもいます。
どうぞ、お召し上がりください。
■中級煎茶
本日は、中級煎茶の淹れ方をご紹介いたします。
中級煎茶は上級煎茶に比べると遅く摘まれたお茶で、苦渋みの元である
健康成分のカテキンを多く含んだお茶でございます。
渋みのあるさっぱりとした味わいですので、
食事の後など日常のお茶として飲むことができます。
それではお茶を淹れていきますが、
お茶をおいしく淹れるこつは4点あります。
お茶を淹れる湯の温度、湯の量、お茶の葉の量、浸出時間の4点です。
本日は安価な中級煎茶を淹れていきます。
まずは、茶葉を急須に淹れていきます。
一人3gで3人分9gほど入れます。ティースプーン
3杯が目安となります。
お湯の温度は、90度で淹れるのが適しています。
ですのでポットのお湯を急須に淹れます。
お湯を入れすぎないように注意します。入れすぎてしまうとお茶が水っぽくなってしまいます。
蓋をして30秒ほど待ちます。
このように高温で淹れることで、苦渋みがきいたお茶を淹れることができます。
中級煎茶は、食後に、やや濃いめのお茶をいただくと
口の中がさっぱりします。
日常のお茶として気軽に楽しまれるとよいでしょう。
それでは30秒経ちましたので、茶碗に注ぎわけます。濃度が均等になるように
廻しつぎをします。このように少しずつ行ったり来たりしながら、最後の
一滴まで注ぎきります。注ぎ切ることで2煎目もおいしく淹れることができます。
それでは入りましたのでお出しいたします。
最後に2煎目もおいしくいただく方法として急須の蓋をずらしておきます。
お茶が蒸れませんので、2煎目もおいしくいただくことができます。
どうぞ、お召し上がりください。
■ほうじ茶
本日は、ほうじ茶の淹れ方をご紹介いたします。
ほうじ茶は、番茶や煎茶などを褐色になるまで焙煎したものです。
香ばしい焙煎の香とさっぱりした味わいが特徴です。
刺激のないお茶ですので老人から子供まで、
食事の後やのどが渇いたときなどにたっぷり飲んで
いただける日常のお茶でございます。
ほうじ茶をおいしく淹れるこつは4点あります。
お茶を淹れる湯の温度、湯の量、お茶の葉の量、浸出時間の4点です。
まず、茶葉を土瓶に淹れていきます。
一人3gで3人分9gほど入れます。ティースプーン
3杯が目安となります。
それではつぎにお湯を入れます。
ほうじ茶は熱湯で淹れるお茶でございます。
熱湯で淹れることによって香が引き立ちます。
本日は5人分ですので、土瓶8分目ほどまで淹れていきます。
お湯の入れすぎに注意いたします。
入れいすぎてしまいますと、お茶が水っぽくなってしまいます。
蓋をして30秒まちます。
それでは30秒経ちましたので、茶碗に注ぎわけます。濃度が均等になるように
廻しつぎをします。このように少しずつ行ったり来たりしながら、最後の
一滴まで注ぎきります。
どうぞ、お召し上がりください。
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