保育園も年長組にになりもうすぐ卒園になるころの休日、ばあちゃんの家に遊びに行って帰ったある日
家に帰ると大人の靴があった。
デザインからしてもメンズだったので中へ入っていくとそこには何故か父がいた。
ベランダに出てタバコを吸っていた、また何かあったのでは?と心配になったが、母は余裕な顔をしていたので何か違った。
「よう、キヨ!大きくなったな!なつきも元気か?」
あんな事件があったにも関わらず野面で現れた父が幼いながらにも殺したいと思っていた。
母と何かを話していたが、ここら辺があまり思い出せない。
そして、なぜこの家が分かったのかも、、、
しかし、最初の頃父とは少し様子が違う穏やかな雰囲気だった。
「じゃ、パパはパチンコにでも行ってくるわ」
そう言って出ていったが、父はそれきり帰って来なかった。
7歳の頃に正式に離婚したということがやっと理解できた
当時自分の中での解釈はどうでもよかった
今でも父親は殺したいと思っているが、おそらく会ったとしても既に50を超えたじじい
準備運動にもならないと思う。
その後、俺は学区域の墨田区立第二寺島小学校に入学。
小学一年生になれた。
新しいランドセル、黄色い帽子、ペンケース
決して裕福な家庭ではなかったが母は学校で必要な物をすべてそろえていてくれた。
今だから思うけど当時はそれほど国の援助制度は今ほど充実していな、母はかなり苦労したと思う。
昔きいたことがあるが、母と夜逃げしてきたときの所持金は250円だった。
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