フェラーリのデザイナーを勤めた、工業デザイナー奥山清行氏の本を読んだ。
随所にあふれる、ものをつくる人間としての思想は是非見習いたい。
日本人の持つ「切捨ての文化」や「八百万の神(環境)を尊ぶ精神」を、奥山氏は日本人の強みと書いている。
下記に「ものづくり哲学」として三カ条に整理してみた。
(自己)希望や願望からさらに自らを鍛錬し、切り捨てるべきところは潔く切り捨てて志に邁進すること。
(もの)シンプルだが、「含み」や「深み」があるデザインを追求すること。
(環境)創造は自然破壊の上に成り立つ。その破壊行為を上回るものをつくらねば、新しいものを作る意味はないと肝に銘じること。
人がいなくなっても「もの」は残る。
「もの」をつくりだす行為は、新しい「もの」に命を吹き込むということ。
そんな気持ちを大切にしたい。
「もの」を作る人間として、消費者として、
真摯に「もの」と制作者に向き合い、価値を見極め選択し、
世の中で本当に良いものが残るようにしていきたい。
随所にあふれる、ものをつくる人間としての思想は是非見習いたい。
日本人の持つ「切捨ての文化」や「八百万の神(環境)を尊ぶ精神」を、奥山氏は日本人の強みと書いている。
下記に「ものづくり哲学」として三カ条に整理してみた。
(自己)希望や願望からさらに自らを鍛錬し、切り捨てるべきところは潔く切り捨てて志に邁進すること。
(もの)シンプルだが、「含み」や「深み」があるデザインを追求すること。
(環境)創造は自然破壊の上に成り立つ。その破壊行為を上回るものをつくらねば、新しいものを作る意味はないと肝に銘じること。
人がいなくなっても「もの」は残る。
「もの」をつくりだす行為は、新しい「もの」に命を吹き込むということ。
そんな気持ちを大切にしたい。
「もの」を作る人間として、消費者として、
真摯に「もの」と制作者に向き合い、価値を見極め選択し、
世の中で本当に良いものが残るようにしていきたい。
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