僕は、仕事の他に休日、バイトを始めた。
「婚約指輪」の購入のためだ。
ろくに貯金もないし、指輪は高い。
早く、気持ちを伝えたかった僕。
成功するかも定かではないのに・・・・・・・
ただ我武者羅だった。
真由美のことだけを想いながら。
そんな生活の中でも、真由美と会える時間は優先した
真由美と会うたびに「頑張ろう」と自分を鼓舞する。
四ヶ月間、続け やっと婚約指輪の資金が貯まった。
これで、あとはプロポーズをするだけだ。
自信しかなかった。
一緒に遊んでいる時に、さりげなく
結婚について聞いてみたりしていて
感触が良かったからだ。
プロポーズはサプライズがいいのか
ベタな感じでいいのか
一体、真由美はどっちの方が喜ぶのだろうか
悩めば悩むほど、わからなくなる。
「シャンパンのグラスの中に指輪」とか
「おしゃれなホテルで」とか
正直、僕の柄には合わない。
真由美と付き合うときも、シンプルに
「付き合ってください」って言ったし
プロポーズもシンプルに言おう。 そう決めた。