先日(っていつだ?)もお伝えしました通り、現在韓国版が放送されている「花より男子」。

原作は神尾葉子の同名の少女漫画で、現在までに台湾版、日本版、韓国版がドラマ化されています。

韓国版は日本版よりは原作無視で、その分、内容がかなりゴージャスになっているようですね。

そして、いつの間にか、知らない間に、中国版(北京語か広東語かは分かりませんが)の製作が決まり、タイトルも政府の指導によって『流星雨』に決まったそうです。ヒロインの名前が「楚雨」、F4と呼ばれる四人の超お金持ちのイケメン四人組はそれぞれ、雲海・端木磊・西門瑞謙・葉朔という名前になる模様で、ストーリーの中身も大幅に変えるとのこと。原作は主人公の恋愛模様を軸にストーリーが展開するんですが、中国版はどちらかというと青春群像に重きを置くようです。

さらにびっくりなのは、フィリピン版も製作が検討されているようでして。フィリピンでは日本版が吹き替えで放送されたこともあって、かなり「花より男子」が人気らしいので、フィリピン版のお目見えもそう不思議なことではないんでしょう。

この作品のメインターゲットは恐らくは10代の女性視聴者だと思いますのが、当然のごとく私は該当しないため、正直そこまで「花より男子」の面白さは分からないのですが、この一連のリメイクが「花より男子」が持つ素材による力なのか、それともハリウッド映画に一本出ただけで、次々と海外からオファーが来る近年の日本人俳優のように、無知なプロデューサーが流行にあやかろうとしているだけなのか、まあ恐らく両者なんだろうと思いますが、ここまで来るとさすがに感心せざるを得ないですね。あっぱれ「花より男子」と私は言いたいです。

この先も色んな国でリメイクして、個人的には願わくば、アフリカ版「花より男子」が観たいものです・・・。

JAP MOVIE-花より男子
      雲海財閥の御曹司はどいつだ