大日本印刷、電子書籍データの格納・閲覧ができる「TinySmart」を開発 | プライバシーマークだけじゃない個人情報保護、年間3万円からの個人情報保護マーク

プライバシーマークだけじゃない個人情報保護、年間3万円からの個人情報保護マーク

個人情報保護団体JAPHIC(ジャフィック)のパートナ企業の代表が、個人情報漏えい事故や事件、個人情報の保護について記載していきます。

JAPHICは、個人情報保護法に基づき中小企業やPマークの取りにくい職種に対しても門戸を開く、個人情報保護団体です。

大日本印刷、電子書籍データの格納・閲覧ができる「TinySmart」を開発
高セキュリティなmicroSDカード「TinySmart」による電子書籍利用イメージ
 大日本印刷は、暗号化した電子書籍データの格納・閲覧ができる高セキュリティなmicroSDカード「TinySmart」と専用ソフトの提供を開始する。

 TinySmartは、ICカード用のOSを搭載したmicroSDカードで、コンテンツの安全な管理のために専用の暗号・復号ソフトや電子書籍データの不正コピー防止をはじめ、端末やTinySmartの盗難・紛失における電子書籍データの漏洩を防ぐというもの。

 札幌市中央図書館は、今後の電子書籍貸出サービスを想定した電子図書館実証実験を1月14日から実施。電子書籍のメリットや課題を検討するため、自宅のPCやテレビ、図書館から貸与するタブレット型端末などの機器による見え方や使い勝手などをモニターが検証していく。利用される電子書籍は20タイトル。利用者の多くは電子書籍をダウンロードした経験がないため、大日本印刷はタブレット型端末に暗号化した電子書籍データを格納済みのTinySmartを搭載し、貸し出すという方法を提案。

 TinySmartのFlashメモリへ保存した電子書籍データには、メディア紛失や盗難時の情報漏えい・不正ダウンロードからデータを守る対策が施されている。例えばセキュアチップ内に復号化用の鍵を保管し、専用ソフト以外からのアクセスを困難にしているほか、予め専用ソフトをインストールしておくことが必要。また、利用者が端末から入力した暗証番号とTinySmart内に保存されている暗証番号を認証してから閲覧できるようにしたり、専用ソフトとTinySmartの組み合わせが正しいか起動時に認証を行うなどの特徴がある。[エースラッシュ,ITmedia]

「この記事の著作権はITmedia eBook USER に帰属します。」







中小企業・個人事業主のECサイトの信頼UPに
個人情報保護マークを個人情報保護認証機関JAPHIC