こんにちは。eharaです。
今回は、「表現」についてヨガ的にお話していきたいと思います。
皆さんは、自分自身をどこで表現していますか？
自分を自分らしく表現する
これができている人はあまり多くないかもしれません。
日々の生活に追われ、それどころではなかったり
子供や介護に忙しかったり
独り身で、表現する機会がなかったり
人は本来、自分自身を表現することを
幼少期から学んでいます。
みんなの前で歌う
みんなの前で音読する
みんなの前で発表する
そうして自分という人間を、
小さい時からリアルに認識することを
無意識に教育されたのだと思います。
その時の、
緊張や焦り、失敗は大人になった今も記憶に残り、
それがまた人間らしさをつくっているのだと思います。
今、現実社会よりもネットの世界の方が大きく成長し、
自分が声をだして、直に人に表現する機会は
かなり減っているのではないでしょうか？
Youtuに投稿する人は、カメラに向かって表現し
Instaに投稿する人は、スマホに向かって表現し
eSportsでゲームをする人は、大画面に向かって表現し
わたしたち庶民はそれをPCスマホの画面に向かって閲覧する
人と直に対面している時間は減り
人と直に話している時間も減り
人に自分を直にみてもらう時間もなくなり
これらの時間が減ってしまっているデジタル優位な今、
人間らしい部分が、少し欠如してきているのかもしれません。
デジタルにはアナログにはできない良さがあるのも事実。
カメラを通して何十万人の人に一気に伝えることができるのも、
そうした素晴らしい進化があるから否めません。
表現とは、アナログから生まれるもの
アナログの経験があればあるほど人間味が出るのだと思います。
どんな仕掛けで美しいバーチャルリアリティーよりも
１本の薔薇の花の精密さには勝てず
１本の薔薇の花をもらった方が嬉しいと思います。
アナログにはやはり勝てない部分があるのも事実。
アナログのリアルから生まれる色や香り、生で見えるその画々が
人間の五感に伝わり、記憶に残るからでしょう。
自分のアナログ的な部分を見失うことなく、
それを磨くこと
これはどんな人にとっても、大切なことになると思います。
あなたのその何か足りない？と思っているところは
足元にあるアナログ的な部分にヒントが隠されているのかもしれません。
そこには、
あなたにしかない
あなただけが持つ
あなたらしさが
しっかりと存在しているはずです。
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日本ヨガアライアンス協会 HP