こんにちは。eharaです。

今回は、「無駄」 についてヨガ的にお話していきたいと思います。

 

よく無駄なものなどはない、と聞きます。

皆さんにとって無駄なものとは何でしょうか?

 

必要のないもの

選択肢から外したもの

残ったもの

捨てるもの

あってもなくてもよいもの

 

どんなことにも無駄なものは存在しています。

その無駄を省こうと、効率よくすることを私たちはどこかで当たり前に考えてしまうことがあります。

 

私たちの社会では無駄を削ることが、

そのコストを下げ、

安く提供するこることができ、

消費者に喜ばれる。

その努力が善いと考えています。

 

人工的につくられた社会のシステムでは、そうした無駄を省いてしまったほうが

結果的によいということもあるでしょう。

 

では自然界ではどうでしょうか。

 

例えば、

山で木々が伐採されるのは無駄に生い茂っているからでしょうか?

それは地域によりますがわずかにしか過ぎません。

必要な木々(杉やヒノキなど)、生活に使われる材木、売れる材木は伐採され、

必要のない材木(水分の多いブナの木など)は用途がなく伐採されずに山に取り残されているということです。

 

例えば、

生活の中で、家にあるいらないものを処分しようととした時、

価値があるものは売れ、価値のないものは、売れずに残ります。

最後に、いらないものばかり残り、

結果、そうしたいらないものと長く生活していることに気づくことだってあります。

 

 

無駄なものは、残る

無駄なものは、残される

 

無駄なものが、最後までそこに存在し続けることができる。

 
人は誰しもが、長くこの生をまっとうしたいと思っています。
そう思った時、無駄なものは、残されるという考えから、
自分を見つめてみましょう。
 
自分を無駄な存在にしていくこと。
すでに自分が人に認められない無駄な存在であったとしても、
 
何でもない、
何の役にも立たない、
何の取り柄もないあなたであっても、
 
あなたが誰よりも長く、生きていけることを道理は教えてくれます。
 
無駄だからこそ、
存在しうるその意味が、
最後になってわかるのだと思います。

 

 

 

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