竹久夢二 生誕140年を記念して「東京都庭園美術館」で開催されている展覧会と、パレスホテルのペストリーショップがコラボレーションしたショコラ「千代ちょこ-竹久夢二」。

 

グラフィックデザイナーの先駆けでもあった竹久夢二によるデザイン画がプリントされた6種6枚入り。

各デザインからイメージされた6枚は、それぞれ異なるフレーバーとなっていて、カカオ含有量も違っているとのこと。

 

 

 

 

ショコラは、グリーン地にピンクの花柄から順に、

 

 

 

 

愛らしく凛とした佇まいが魅力の「桜草」。

テイストは甘酸っぱい苺と華やかな香りのストロベリーミルク。

 

 

 

 

アール・ヌーヴォー調で心地よいリズムで描かれた「蔓草」。

テイストは、クリーミーなホワイトチョコレート。

 

 

 

 

夢ニが好んだモチーフ「いちご」。生い茂る葉っぱの中で二色の苺が実る様子を描いている。

テイストは、天然由来の原材料のみを使用したパッションフルーツのエキゾチックな風味。

 

 

 

 

画集の表紙にするほどお気に入りだった「銀杏」。

銀杏の葉にぎんなんの実をあしらったモダンな配色が特徴。

テイストは、やさしいくまろやかなミルクチョコレート。

 

 

 

1925年から1934年まで夢二が装幀を手がけた雑誌『若草』の表紙絵のひとつの「梅」。

テイストは寒風の下で花開く梅をイメージして、カカオの苦味・酸味をしっかりと感じられるダークチョコレート。

 

 

 

 

斬新な幾何学模様は、夢二が手掛けた中でもモダンでアール・デコを感じる装飾。

テイストも、香ばしい風味となめらかな甘味の後に感じるほのかな塩味がまるでビスケットを彷彿とさせる独特の味わい。

 

 

 

 

ただし一辺10cm程度の極薄ショコラ6枚で4200円(つまり一枚700円😵)は私の懐には誠に痛く、ここまで紹介したテイストはすべて解説書の受け売りであり、実は未だにテイスティングはできていない。

 

きっとずっと冷蔵庫に保管したまま、時折取り出しては眼で味わってはまた庫内に戻し、舌で味わう日は来ないのではないかと密かに危惧している😅