ある日、突然の解雇通達を言い渡されたら、
このストーリーのような境地に陥るだろうし、似たような境遇になる人が
ほぼ9割だろうと想像できるような物語。
リストラされてハローワークに通えば、すぐに仕事が見つかると思っていたけど、
何か月も再就職が出来ない、そんな現実が待っている。
大手の会社であればあるほど、プライドが邪魔してジレンマに陥る。
そんな主人公をベン・アフレックが演じています。
この映画の特徴は、とにかくキャストが大物俳優で固めているので、
極々身近な話題の脚本ですが、キャストの華やかさが際立ちます。
年配俳優陣が、若手のベン・アフレックを支えているような構図であり、
大物俳優が脇役で飾って、次世代俳優のエール版のようでもあります。
”アルマゲドン”の時はブルースウイルスでしたが、ベンアレックは年配俳優に
パックアップされている感じの映画が何本かあります。
長年勤めた会社に解雇されたら。
カンパニー・メン (字幕版)
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カンパニー・メン [DVD]
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sleepおすすめ評価
ハラハラ度
構成度
配役度
満足度
リピート
音楽
- ■映画情報
- カンパニー・メン (2010年 アメリカ)
- ■内容・ストーリー
- コングロマリットのGTXは、不況のせいで株価が落ち、大株主に会社を買収されないように、株価をあげる策を練る。その結果大幅なリストラを行い、株価の上昇をはかることになる。GTXのセールスマネージャーであるボビー(ベン・アフレック)は、12年も会社に尽くしてきたにも関わらず、リストラの対象になってしまう。たたき上げの年配社員、フィル(クリス・クーパー)も同じくリストラの対象に。社長の右腕で人格者の、ジーン(トミー・リー・ジョーンズ)は、何とか社員のリストラを止め、会社を立て直す方法を考えようとするが、自分もリストラされてしまい呆然とする。妻と子供2人の家庭をもつボビーだが、買ったばかりのポルシェや家を手放すつもりはなく、生活のサイズダウンを受け入れることができない。大工である義理の兄(ケヴィン・コスナー)に、現場に来るように誘われてもプライドが邪魔をして、なかなか出向くことができない。しかし働いていないことの負い目やストレスから、次第に家族にあたってしまう。仕事がすべてと思っていたボビー。そんな挫折を味わう夫を支える妻と子供たち。周囲の人々に支えられ、ボビーは一人の人間として徐々に本当に大切なことに気づいてく――。
- ■キャスト・スタッフ
- ベン・アフレック『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『アルマゲドン』『デアデビル』 ケヴィン・コスナー『ダンス・ウィズ・ウルブス』『JFK』『パーフェクト・ワールド』 トミーリー・ジョーンズ『逃亡者』『ノーカントリー』『英雄の条件』 クリス・クーパー『アダプテーション』『アメリカン・ビューティー』『シリアナ』 ローズマリー・デヴィット『レイチェルの結婚』『シンデレラマン』 マリア・ベロ『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『ペイバック』
製作・監督・脚本:ジョン・ウェルス「ER 緊急救命室」「ザ・ホワイトハウス」 撮影監督:ロジャー・ディーキンス「ファーゴ」「ノーカントリー」 音楽:アーロン・ジグマン「きみに読む物語」「私の中のあなた」 - ■視聴時間
- 01:44:37
- (C)2010‐JOHN WELLS PRODUCTIONS