氷の接吻 (1999)
恋多き女アシュレイ・ジャッド、彼女の魅力が溢れている作品。
着飾っているときや普段着で居る時、どんな姿もスマートにいい女を醸し出している。
彼女のファンには、すごく良い映画。
大人のいい女が薫るひと。
作品は主人公、英国諜報局の諜報員が彼女の魅力にハマっていくストーリー。
ほとんどストーカーのようですが、一応彼女を見守っている形に。
殺されていく男たちが次々登場し、サスペンスジャンルですが、
余りサスペンス要素がないので、期待できないです。
ラストの展開に厳しいものがあればそれなりにまとまった感はありますが、
どこまでも甘い香りのした構成になってしまってます。
エンディングの曲がまた甘い声の囁き。
まるでホテルのラウンジで生ピアノの演奏を聴きながら、
お酒でも飲んでいるような雰囲気が漂います。
もしくは、シーサイドで夕日が落ちていくのを眺めながら、
かがり火の炎とテーブル席のロウソクの炎が揺らめいている情景が
浮かんできそうな感じです。
サスペンスというよりは別の視点で見た方がいい作品。
1971年3月31日、スコットランドのクリフ (Crieff) に生まれ。両親ともに教える職。
叔父に俳優のデニス・ローソン(『スター・ウォーズ』旧三部作にウェッジ・アンティリーズ役で出演)がおり、
9歳くらいから俳優を志望。エルビス・プレスリーの物真似をする人気者の少年。
1987年に俳優を志し、高校モリソン・アカデミーを退学。退学した高校は物理学の教師である父親の勤務先で、
兄(現在はイギリス空軍のパイロット)は最優秀生徒に選ばれていた。
カーカルディで1年間演技を勉強しながらパースのレパートリー・シアターでスタッフ兼エキストラとして働き始め、
初舞台を踏む。1988年にロンドンのギルドホール音楽演劇学校に入学。1990年にギルドホール音楽演劇学校の
最終学年公演で一人芝居をし、エージェントにスカウトされる。
1992年にテレビドラマ『カラーに口紅』の主役に抜擢、本格的にデビュー。
この後も、小説『赤と黒』のドラマ化作品などで主役を務めた。映画デビューは翌年の『Being Human』。
1994年にダニー・ボイルの初監督映画『シャロウ・グレイブ』に出演し注目。
1999年に『スター・ウォーズ』新三部作のオビ=ワン・ケノービ役に抜擢
『トレインスポッティング』シリーズ
『ベルベット・ゴールドマイン』
『スター・ウォーズ』シリーズ
『ムーラン・ルージュ』
『ブラックホーク・ダウン』
『ビッグ・フィッシュ』
『天使と悪魔』
『ゴーストライター』
『美女と野獣』
1968年4月19日 - アメリカ・カリフォルニア州出身の女優。
1990年代後半から2000年代前半に公開された『コレクター』『ダブル・ジョパディー』『ハイ・クライムズ』
などの劇場映画の主演女優。2012年放送のテレビドラマ『Missing』でも主役。
イタリア系アメリカ人の父と、後にカントリーミュージシャンとなるナオミ・ジャッドの間に生まれた。
異父姉に同じくカントリーミュージシャンのワイノナ・ジャッドがいる。1972年に両親が離婚したため、
一家は水も電話も電気もないことがあったという。寂しい幼少期を支えたのは読書で空想に浸ることだった。
母ナオミがワイノナとカントリーデュオ「The Judds」を組んでデビューし、成功を収めたことで、生活が上向く。
大学入学前からモデルの仕事を始め、大学の休暇中には来日。ケンタッキー大学でフランス語を専攻し
フランスに留学したが、女優になる夢を追い、大学を中退し、ハリウッドへ移住。
ウェイトレスなどの仕事をしながら、演技の勉強をした。
ケンタッキー大学に復学し、2007年5月に卒業。2010年には、ハーバード大学大学院の
ジョン・F・ケネディ・スクール(公共政策大学院)を修了し、行政学の修士を取得。
女優として最初の仕事は、テレビドラマ『新スタートレック』のロビン・レフラー少尉役(1991年)。
1991年から1994年にかけてテレビドラマ『Sisters』に出演するかたわら、1992年の『Kuffs』で劇場映画デビュー。
1995年の『ヒート』と1996年の『評決のとき』で大役ではないながらも注目を浴び
、1997年の『コレクター』と1999年の『ダブル・ジョパディー』で主役に抜擢。
両作品では、芯が強い女性キャラクターとしてアクションをこなした。
主役を演じた2001年の『恋する遺伝子』と2002年の『ハイ・クライムズ』が興行的に成功しなかったことと、
2001年末の結婚を境に、主演作品が減っていた。
その後、2012年放送のドラマ『ミッシング』(全10話)の主役としてテレビ界に復帰し、
行方不明の息子を捜し求める元CIAエージェントのシングルマザーを演じた。
日本では、ホンダの軽自動車「ライフ」のテレビCMに出演。
野球選手のブレイディ・アンダーソンや歌手のマイケル・ボルトン、俳優のマシュー・マコノヒーや
ロバート・デ・ニーロと交際したことがあり、インディカー・シリーズなどで活躍するダリオ・フランキッティと
2001年12月結婚。夫の母国のスコットランドと牧場のあるテネシー州の2か所を行き来しながら暮らしていたが、
2013年1月に離婚 。
チャリティにも参加しており、YouthAIDSの大使としてカンボジアやルワンダなどを訪れた。
2011年、自伝All That Is Bitter and Sweetを発表し、幼少時代に性的虐待やネグレクトを受けた過去を告白。
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sleepおすすめ評価
ハラハラ度
構成度
配役度
満足度
リピート
音楽
氷の接吻 (1999)
EYE OF THE BEHOLDER
- 監督
- ステファン・エリオット
- ■映画情報
- 氷の接吻 (1999年 アメリカ)
- ■内容・ストーリー
- 英国諜報局の諜報員“EYE”(アイ)(マクレガー)は、ある調査で対象者を監視中、その男が密室で女に殺害される瞬間を目の当たりにした。以来、その犯人ジョアナ(ジャッド)に運命的なものを感じたEYEは、彼女を追跡し始める。アメリカ国内で逃亡を続けながら各地で男たちを誘惑し、殺人を重ねるジョアナ。そんな彼女が辛い過去を背負っていることを知ったEYEは、やがて職務を忘れ彼女の虜となってゆく。そしてついに、ジョアナへ接近を図るのだが……。
- ■キャスト・スタッフ
- ユアン・マクレガー(「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」) アシュレイ・ジャッド(「ダイバージェント」シリーズ) パトリック・バーギン(「ギャロウ・ウォーカー 煉獄の処刑人」) k・d・ラング ジェイソン・プリーストリー ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド
監督:ステファン・エリオット(「プリシラ」) - ■視聴時間
- 01:40:09
- (C) 1998 FILMLINE INTERNATIONAL(BEHOLDER)INC./EYE OF THE BEHOLDER LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
解説
ユアン・マクレガー、アシュレイ・ジャッド共演のサスペンス・スリラー。連続殺人鬼の女と、彼女を監視する秘密諜報部員。2人が織りなす甘く危険な愛を描く。監督は「プリシラ」のステファン・エリオット。女連続殺人鬼・ジョアナを目にした、英国諜報局のスパイ“EYE”。彼女に運命的なものを感じたEYEは、ジョアナを監視するうちにやがて彼女の虜となってゆく。
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エンディング曲
Natalie Cole/ I Wish You Love