アル・ゴアは京都で地球温暖化の脅威を煽って排出削減の必要性を説いてみせた | 【本のソムリエ流】一日一冊「今日の名言」に学ぶ

アル・ゴアは京都で地球温暖化の脅威を煽って排出削減の必要性を説いてみせた

地球はもう温暖化していない: 科学と政治の大転換へ


「今日の名言」は・・・
・当時の米国副大統領アル・ゴアは京都で
 地球温暖化の脅威を煽って排出削減の必要性を
 説いてみせたが、実はその時点で米国が批准しない
 ことは分かっていた。発展途上国が参加しないかぎり
 米国が参加しないことは上院が全会一致で
 決めていたのだ(バード・ヘーゲル決議)(p157)



地球はもう温暖化していない: 科学と政治の大転換へ」深井 有、平凡社
【私の評価】★★★★★(90点)




■多くの国家は、国益で動きます。
 国益とは、安全とお金です。


 京都議定書とは、
 CO2排出削減目標を達成できないと
 お金を出して排出権を買うという約束です。


 そんな国益を害する議定書を批准する国は
 日本だけだったのです。


■ヨーロッパは、効率の悪い東欧と合わせれば、
 簡単にCO2排出削減目標を達成する 
 目途がついていました。


 残る日本は、明らかに目標達成が難しく、
 大量の排出権を買わざるをえないことが
 わかっていた、そして実際に払ったのです。


 お金で済んだのでまだ良いのですが、
 国家の安全については、京都議定書のように
 妥協してほしくないと感じます。







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