20回に1回程度にしか起こらないようなデータが得られたとすれば「あり得ない」と考える | 【本のソムリエ流】一日一冊「今日の名言」に学ぶ

20回に1回程度にしか起こらないようなデータが得られたとすれば「あり得ない」と考える


統計学が最強の学問である[実践編]
「今日の名言」は・・・

・どれぐらいp値が小さければ「あり得ない」

 と考えるかという目安として、

 分野にもよるが概ね5%未満、つまり

 帰無仮説のもとでは20回に1回程度にしか

 起こらないようなデータが得られたとすれば

 「あり得ない」と考えるのが慣例である(p119)


統計学が最強の学問である[実践編] 」西内啓、ダイヤモンド社

【私の評価】★★★☆☆(78点)




■統計では仮説を立てて、

 検証するという考え方があります。



 例えば「50%のカラスが黒い」と

 仮定した場合、

 100匹連続で黒いカラスを見る確率は

 1兆分の1兆分の1より小さくなります。



 これはあり得ない。

 仮定が間違っていると判断できる。



 では、「97%のカラスが黒い」と仮定すれば、

 100匹連続で黒いカラスを見る確率は

 5%となり、これはあり得ないとは

 言い切れない。




■著者は、このあり得ない基準となる

 5%という数字を、

 「阪神タイガースがリーグ優勝する確率」

 と習ったという。



 これは決め方ですが、

 統計では5%が一般的なようです。



 リーグ6チームで優勝確率が

 5%程度とは阪神の奮起を

 期待したいですね。






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