「ザ・万歩計」 万城目 学


読みました


何か所かで大爆笑しました


感動もしました



中でも

P109 木曜五限 地理公民

の三井くんのおはなし

高見先生の取られた対応

多分、進学校なんでしょうね

すばらしい!

良い先生に恵まれるって

こんなに素晴らしいことは

ないもんねえ


祖父の死にさいしての記述

愛情を感じます


棺の中には

「有害なものが発生するので、

メガネは燃やすことができません」

って断られるのですが

そういう場合は絵に描いて棺にいれます

と言われ、メガネや部分入れ歯を

著者の本に

マジックで書いたらしい


絵に書くって
知らなかった!


もう10年も前になる

実家の父の葬儀が思い出された


生前、FAXが出来た時

お互いの電話にいそいそと書き合ったっけ

そして、「誤字があったぞ」ってTEL してきたよね


今スカイプで話が出来る時代

生きていたらきっと・・・・・・



二女のところに遊びに来た母と

スカイプで話した時 

画面を覗きこんで、しみじみと言ってくれた


「いずれは、テレビ電話で話が出来るようになるな」

って父が言ってたと



そうだねえ

お父ちゃん

ちょっと早過ぎたかも。。。。

まだまだ楽しめたんだよ



年よりにはまだ馴染みの薄かった携帯

自分の家の電話番号だけが記されていた


そのあと、すぐ入院だったもんね


残された携帯を見て

大阪の大学に行っていた二女が

「自分宛てに携帯かけてたなんて

切なすぎる~

私の番号も教えてあげてたのに」

って涙してた


ねえ

あの携帯何処行った?


題名の「ザ・万歩計」とは

あとがきで説明されていたが

「・・・・・・またぞろ阿呆な話を紡ぎだす。

 それは万歩計の目盛りを一つずつ増やす作業にどこか似ている」

からきてるのですね

さあ、

いよいよ筆坂さんとの

ご対面~です