「塩狩峠」     三浦綾子


読みました


泣ける本だということだったけど。。。


ずーっと読み進めても

別に・・・・

少しは感動する箇所もあったけど

これくらいは

他の本でもあるしなあ


ところが

P322

「まさか、この1時間余り後に、恐ろしい事件が待ち受けていようとは・・・」

から


はーっ!

泣けた、泣けた

久しぶりにタオルを取り出しました


実際にあった話を元に

主人公の「永野信夫」は

実在の「長野政雄氏」だそうです


ネットで調べてみたら

目もとの涼やかな

意志の強そうな人にみえます


職務実行のうえ

人命救助のため

殉職の死を遂げられた

って 絶句!


あとがきに書かれていたが

死後30年って

近親者でも忘れ去られる年月に

教会の月報に取り上げられ

後々まで多くの人に感銘を与えた


事件は

明治42年の2月28日

現在より100年ほど前のお話


小説の最後

今まで気丈にふるまっていたふじ子


受難場所の線路に打ち付し

胸を突き刺すような

ふじ子の泣き声が

吉川の耳を打った


では号泣してしまった



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                   塩狩峠


いつも感じるのですが

本を1冊読み終えると

虚脱感が。。。。


何故だか無性にさみしい


でも

次はこれが

うふっ!

「たかじん・・・・」を見ていなかったら

絶対、手には取らなかったであろう本です



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筆坂さん

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