昨日の「そこまで言って委員会」コロナに話が変わると、単純な死者数だけでコロナの危険性が無いとの

話となった。この考え方は一つ大きな穴が空いている。

コロナ対策とインフルエンザ対策は社会防疫の方法として共通している。マスクと手洗いの励行が対策の全てと言っても良い。そのマスクと手洗いを国民が一丸となってやった為にコロナ禍になってインフルエンザが見る影もない。

中途半端に知識がある人は「それはウイルス干渉だ」とか言うが、ウイルス干渉とは細胞の中にウイルスが入り込めば他のウイルスが入り込まない状況であり、インフルエンザに感染して治ってしまえば、細胞のウイルスは消えて別のウイルスに感染するわけで、全体的にインフルエンザがこれほど無くなると言う事はコロナの感染力はそれだけ強い証拠である。この状態でマスクと手洗いを無視してしまえば、死者数は通年のインフルエンザ死亡者数×コロナ死者数の値になっていただろう。