巷では令和3年12月の「人口動態統計速報」を受けてコロナ禍でもあり、戦後最大の死亡数増加の要因は2月17日から開始され10月終わりには70%以上の接種率によるワクチン死だとする噂も飛び交っています。その真偽も含めてなぜ6万人なのか?この数値は異常なのかを探っていきたいと思います。
ワクチン死の可能性はあるのかないのか。
とりあえず、1月と5月の死亡者数をもとにワクチン死は5月は「2032人」と計算は出たのだが、、、
なぜ1月と5月なのか
- 理由は1月はワクチン接種者がいないためワクチン死は存在しない。
- 5月は6月に比べて接種が半分以下なのだが、接種が進むと言うことはコロナで亡くなる人も減る。なので多すぎず少なすぎずの月を選択した。
各月のワクチン接種状況単位(万人)
2月0.3 3月84 4月245 5月932 6月2058 7月1801 8月2015 9月1790 10月780 11月172 12月59
私が行った計算方法をご紹介しよう。
まず、令和3年1月の死者数から令和2年1月の死者数を引く。
140844 - 132622 = 8222 1月差
この1月差に含まれている数値は「通常の死亡 + コロナ死」と読み解く事が出来る。
次に令和3年5月の死亡者数から令和2年5月の死亡者を引く。
118634 - 108380 = 10254 5月差
この5月差に含まれている数値は「通常の死亡 + コロナ死 + ワクチン死」と読み解く事が出来る。
したがって5月差から1月差を引けばワクチン死だけが残る。
では計算に移ります。
10254 - 8222 = 2032 5月度のワクチン死
では同じ方法で6月差を出しましょう。6月は5月の倍以上のワクチン接種数なのできっとワクチン死は倍以上になるはずです。
108734 - 100423 = 8311 6月差
ここから6月差から1月差を引けばワクチン死だけが残ります。
8311 - 8222 = 89 6月度のワクチン死 え゛っ、、、、
ワクチンは倍の数を打っているのに、ワクチン死は爆下がりじゃん。
同じ手法で7月は -849 ま、マイナス、、、おいおい、5月に死んだはずのワクチン死のひとが黄泉返ったよ。
同じ手法で8月は -2009 5月のワクチン死の人とおまけで通常の死亡者まで黄泉返っちゃったよ。
同じ手法で9月は 16 ヨシ!少しお帰りいただいたぞ!!!
同じ手法で10月は -5479 あちゃー帰した人が大勢連れて戻っちゃったよ。!!!
1月の黄緑数値の差が基準、5月から10月までの緑の数値の差を1月の数値の差で引いたらワクチン死亡者が出るはずなのだが、10月なんて1月の1/5程の差しかない。仮に、もしワクチン接種で死亡者が戦後最大まで押し上げたのならば、少なくても緑の棒は月を追うごとに増えるか水平でなければ辻褄が合わない。しかし、グラフは逆行し差が縮んでいる。したがって、
- 1月を基準にして各月の差を求める方法ではワクチンと死亡者数の関連は認められない。
- ワクチンで死亡者が順調に出ているのなら死者の数の前年比を表す緑の棒は段々と長くなるのに逆行している。
2つの理由からワクチンと戦後最大の死者数増加は関係ない。
では戦後最大の67745人の超過死亡者数をどう見るか?
とりあえず過去の超過死亡者数を見てみましょう。
R3 | 67745 |
R2 | -9373 |
R1 | 19152 |
H30 | 22567 |
H29 | 33186 |
H28 | 17188 |
H27 | 18264 |
H26 | 4303 |
H25 | 10552 |
H24 | 5387 |
H23 | 55667 |
H22 | 55475 |
H21 | -1090 |
あれ、、、、令和2年が思いっきりマイナスじゃん。この反動かも。とりあえず当年度から前々年度を引いてみよう。つまりは24か月差。
R3 | 58372 |
R2 | 9779 |
R1 | 41719 |
H30 | 55753 |
H29 | 50374 |
H28 | 35452 |
H27 | 22567 |
H26 | 14855 |
H25 | 15939 |
H24 | 61054 |
H23 | 111142 |
H22 | 54385 |