最近、私は競輪に凝っている。もちろん寺銭として総売上の25パーセントを差し引かれ当たった人に配当しているので、確率が全てのルーレットやブラックジャックなどのカジノと比べてとてつもなく悪い、勝つ要素など無いようにも思えるのだが、例えばルーレットならば数字に実力差などないのだが、競輪はあらかじめ選手のデータが示されているので、その点がカジノと違い勝ち続ける可能性の光明である。


 「勝ち続ける」と言ってもレースをバカバカ当てると言う事では無い。トータルとして大幅なプラスに持っていくと言う事である。


 私は公営ギャンブルで本命狙いが信じられない。例えばガチガチのレースと言われる配当2倍程度のレース。組み合わせは2車復でも36通りもあるのだ。赤黒の二つしかないルーレットでさえ当たれば配当は二倍。それが36通りもあるのに二倍の配当を購入する神経がカジノに慣れた私としては信じられないのだ。


 また、三連単の組み合わせは504パターン。本来ならば100円あたりの配当は50400円なければならないのだが、一万円の配当をとってドヤ顔をする奴が哀れに思うのは私だけだろうか・・・・つまり、これを12パターンのワイド車券に置き換えると240円の配当を得たのと同じ事なのである。


 私の周りには競輪が好きな人が沢山いるからその人達には本命サイドは使った金額の25パーセント減で収束するよ。とは言っているが、現実はもっとシリアスに陥るのを私は知っている。しかし、言えない。