今日、パスポートのサインの件で訂正を求められた。ローマ字ならば筆記体で書くように言われていたので、書くスペースが無い事から名と姓に二段に分けて書いたら一段で書くように訂正を求められた。
ならばブロック体で書くと言い張ったら、担当は「ブロック体は真似されるから・・・・」との事。実は迷いが無いシンプルな線程真似が難しいのである。その事は絵を模写する事を考えたら判るだろう。人間の手の骨の長さは各人ばらばら、そのバラバラの骨が組み合わさり、ペンの線を構成している。だから個人個人角度だとかストロークだとかが微妙に異なるのである。それが筆記体ならば補正が利いてしまう。それでガンとしてブロック体を使うと言い張ったら大津町役場の担当者は熊本県のパスポートセンターに問い合わせて、ブロック体OKにしてもらいブロック体で申請をしたのであった。
偽造防止ならばブロック体ですよ。迷い無き線で書きましょう。筆記体は線を複雑にしてしまい、偽造はかえって楽ですよ。