数年前の事だったが、私は手話サークルでの活動をしているホームページを作っていたのだが、それを見た鉄腕ダッシュの制作会社から「聴覚障害者の生活について知りたいから可能ならば紹介してください。」とのメールが届いた。そこで私は何人かのろう者にこの事を伝えたが、彼らからの返事はNOであった。理由は「俺たちは普通だよ。」との事。


彼らの拒む気持ちも判るが、世間は普通とは思っていない。彼らの言う「普通」とは一体なんだろうか。「普通に暮らし、普通に家族を持ち喜怒哀楽のある人間としてのありふれた日常を過ごしている。」を多分指しているのだろう。


世間が知りたいのは聴覚障害者が日常の暮らしをどのうよに克服しているのか。何が問題で何が困難なのか。その具体例だ。そして、彼らは何が出来るのか、何に長けているのか。なのだ。


それらは隠していては周りには判らない事。普通がいつまでたっても特殊扱いになってしまうこと。物体的、心理的バリアーがいつまでもなくならない事。



私は二級の精神障害者だ。世間では「きちがい」視される立場だ。しかし、精神疾患を正しく伝える為には出て行かなければならない。そうしなければ伝わらない。世間の誤解はいつまでたっても無くならない。精神疾患者が何ができるか。また何ができないのか。それを世間に伝えなければならない。だから私は正々堂々と「私は精神障害者です。」と世間に言い放つ。


私はアスペルガなので、複文が苦手です。その代わり単文には非常に鋭い感覚を持っています。その為に現代文などは苦手で嫌いなのですが、日本語の文法は大好きです。


例えば


黄色と青を混ぜる と 緑になります。

黄色と青を混ぜれ ば 緑になります。


この「と」と「ば」の違いは判りますか。


精神疾患の事。訊ねたい事ありましたらコメントに書き込んでください。私は発達障害のアスペルガと精神疾患のうつ病ですが、答える事が出来る範囲でお答えします。