私は13年前までたばこを吸っていた。たばこを起因とする病気は無かったが、止めた。止めたと言うよりも喫煙習慣が消えた。
その時の状況は阿蘇山に行った時に亜硫酸ガスで呼吸器をやられ、呼吸がくるしいがたばこは吸いたい。吸う、むせる、しばらくたつとまた吸いたくなり、吸う、むせるの繰り返しで最終的には「こんなもの吸ってられっか」で一本だけすったたばこの箱をゴミ箱に投げ捨てた。それ以来一本も吸っていない。これを医師に話したら「荒療治でしたね~」との事。
肺の病気は死よりも怖い。亜硫酸ガスで呼吸器をやられた時に痛感した。呼吸が出来ないのは怖すぎる。
だいたい、たばこを吸った時に指にヤニが付く位なのだ。煙を吸い込む肺がダメージを受けないわけが無い。たばこを吸い続けたら肺の末端が詰まるのは当たり前。酸素と二酸化炭素の交換が出来なくなるのが当たり前。延々と続く中途半端な窒息状態。考えただけでも背筋が凍る。
たばこはあなたの呼吸を奪います。延々と続く窒息状態へと導きます。なったら怖すぎますよ。
肺の病気は死よりも怖い。
死ねない窒息。それが肺の病気。