今回の焼肉屋での食中毒死亡事件。起こるべくして起きた事件だな。
食中毒は加熱用肉を生食のユッケとして出したとあるが、親が奉行箸で焼肉の生肉をつまんでロースターに置き、子供に食べさせるつもりで生肉をつまんだその箸でユッケをかき混ぜてるなどして子供にかまってしまい、病原性大腸菌をユッケに混入させてしまった可能性も捨てられない。
焼肉店では奉行箸がまかり通る。客は肉には菌が無いものだと思い込んでいるのが大半だ。しかし、菌は確実に居るし、居るのが当たり前である。勿論生肉に居るし、サラダにも居る。重要なのはその菌が病原性か否かなのだ。キノコは菌の塊だし、納豆も酒も布いては医薬品も菌による生産物なのだ。
焼肉屋の肉に病原性大腸菌が無いのは絶対にありえない。なので焼肉屋では肉をつまむトングが必ずあるのだが、そのトングを使わない癖のある人間は非常に多い。そして食事を仕切る癖のある人、奉行箸の人程焼肉屋で食中毒になる例が後を絶たない。
焼肉屋は絶対に生肉を出しては駄目だ。いくら管理をしっかりしても客が混ぜてしまうのだ。勿論、今回の事件のように加熱肉をユッケに出したなどとは論外なのだが、焼肉屋は生食で肉を提供するならば、それなりの覚悟を今後してくださいね。客は必ず奉行箸を行いますからね。