釜山のカジノでの事、ルーレット台には日本のヤクザとイギリス人の男性と私とアメリカ人の女性がテーブルに座っていた。


ヤクザ屋さんはルーレットの自滅パターンでの張り方であったので、早いが遅いかの違いだけで、案の定すってんてんになっていた。


イギリス人の男性は気さくな性格らしく、私に話しかけて自己紹介をする。アメリカ人の女性と同僚でテグ市で英語教員をしているとの事。余りにも話しかけるので世間話を適当合わせていたのだが、彼も他の外国人にもれず日本の持つイメージ「腹きり」の話に振ってきたのだった。私は今時かよ・・・・・と思いながらも「それは江戸時代以前の話だよ。」といいつつも、反論としてイギリスの奇妙な風習を持ち出そうとしたが知らない・・・・・その後冷静になり他の国の奇妙な事も知らない。


俺は今まで何をやっていたのだろうか。自分の無知さを知った。