現在滞在しているチェンマイの郊外に首長族の村があるので行ってきた。
はいチーズ
えー、写真自体は作品に出来るような映像は得られましたが・・・・・
この村は完全に観光化しています。観光化自体悪くありません。彼らの生活元を潰す気はさらさらありません。
が、私はこの人達に会いたくて、そして良い写真を得たいと思い、「彼らが喜んで貰えたらなと」と思い、「彼らは写真を沢山とられても、その写真を得る機会は余り無いだろう。」との思いからインスタントカメラまで持参したのです。
そして、現地に着き、デジタルカメラで撮る前に彼らをインスタントカメラで撮影してプリントをあげたら・・・・・
なれた手つきでプリントを空気に触れさせるためにヒラヒラと振るではありませんか。
そりゃもうなれたもの。彼らにとってインスタントカメラなぞ珍しくも何ともなく、日常の物でした・・・・・
上げたプリントを直ぐにヒラヒラ振る所・・・・・です
(T▽T;)
ひょっとして、彼らは観光客が見えない場所にバイクでも留めておいて夕方になれば帰宅して、朝になればこの村に出勤してくるような人達なのでしょうか。インスタントカメラのプリントのあの手際の良さに彼らのトラディショナルな風習の影に近代化を見た気がしました。さらにひょっとして、この粗末な建て屋の裏ではインターネットがつながって、ネット販売でもしているような気もしました。
あーあー。でも私の気持は彼らに届いたのでしょうか。私の一人相撲だったみたいで・・・・少し・・・・非常に残念でした。